アイキャッチ

「Wellness&Beautyの新しい世界を創り、かけがえのない人生の成功をサポートする」

公開


株式会社FiNC
代表取締役CEO 溝口 勇児

1984年11月 東京都新宿区生まれ。
高校在学中からフィットネストレーナーとして、一般の方からプロ野球、プロバスケットボール選手まで幅広く指導を行い、フィットネス業界最年少で支配人に昇格する。独立後は業績不振フィットネス企業6社のコンサルティング・経営サポートを行い、うち5社を1年で過去最高業績・会員数へと導く。
2012年04月 株式会社FiNC設立、代表取締役就任。

設立:2012年4月11日
資本金:42,000千円(株主:経営陣ほか)
本社:東京都港区海岸1-7-8 東京都立産業貿易センター6F
事業内容:オンラインダイエット家庭教師「REPUL」の運営
http://www.finc.co.jp/


フィットネス業界10年の経験を元に、オンラインダイエット事業を創業。
ダイエット事業から世界No1のウェルネス&ビューティー企業を目指す起業家。


―溝口さんは10年間フィットネスクラブでトレーナーを務めてきました
先輩の紹介で、17歳からフィットネスクラブでトレーナーとして働き始めました。一般の方から著名スポーツ選手までたくさんのお客様に恵まれ、新店オープンや新事業立上げ、不採算店舗の再生等も手がけ、フィットネス業界で胸を張れる実績を残してきたと自負しています。

―2014年3月よりオンラインダイエット事業「REPUL」を開始しました
最先端の検査サービスやITテクノロジーを駆使し、あらゆる角度から評価・分析した上で、国家資格を持つ管理栄養士やプロのパーソナルトレーナーがお客様一人ひとりに合わせた最適な栄養、運動、メンタル面からのサポートをオンラインで提供します。

―オンラインに着目された経緯は何でしょうか
フィットネスクラブに通う人は全体の3%しかおらず、かつこの数字は20年間横ばいです。これは、近所にフィットネスクラブがないというのが大きな理由でした。REPULでは、普及したデジタル端末を通じてどこからでもダイエットをサポートします。オンラインだからこそ、タイムリーできめ細やかなサポートも可能になります。

―”パーソナライズ”がポイントです
ダイエットはじめ、情報に溢れた現代における消費行動時のボトルネックは「自分に合ったものがわからない」という点です。REPULでは遺伝子検査や血液検査、食習慣、生活習慣アンケートなどを実施し、それを踏まえた上で各ユーザーの肥満傾向や体質に最適なプランでダイエットを成功に導きます。

―ダイエットは継続するのが難しいと言われていますが
リバウンド率はどのリサーチ結果を見ても8割を超えています。REPULは「選択」に重きを置いたメソッドを採用しており、サービス設計にゲーミフィケーションを組み込んでいます。具体的には、「レストランでメニューを選ぶ時」などにポイントインセンティブを設け、より賢い選択をした場合はAmazonポイント付与します。ダイエットで必要なのは意思の力ではなく、楽しく賢く続けるための「選択力」です。

―料金体系を教えてください
フルパッケージの「パーフェクトプラン」は60日間で198,000円です。事前にお約束した体重を確実に落とすまで無料でサポートいたします。また、プログラム期間中は全国200箇所の提携スポーツジムが週2回無料で利用できます。もっと気軽に取り組みたい方には、ライトプラン(29,800円)やスタンダードプラン(98,000円)も用意しています。

―栄養士の確保が今後の鍵です
日本には管理栄養士・栄養士が120万人存在しますが、多くが専業主婦をつとめるなど、その仕事に就いていません。これらとダイエットを成功させたいユーザーとをオンラインでつなぐ「REPUL Online Works」というクラウドソーシングサービスも運営しています。現在は国をあげて、主婦の労働力を活かそうと模索していますが、我々はこのような主婦の隙間時間を使ったアプローチから、雇用問題や社会保障費の問題を解決していきたいと思っています。

―自社でもフィットネス施設を運営しています
「エイジングケアサロンREGENE」を3店舗(永田町/赤坂・広尾・多摩センター)、「プライベートジムREART」(永田町/赤坂)を1店舗運営しています。最先端の検査機器やトレーニング機器を揃えており、我々の事業や考えを身体で感じてもらうためのショールーム的位置づけでもあります。

―ダイエット卒業後には定期購買サービスを提供されます
REPULを通じて改善された生活習慣、そして遺伝子検査結果等の個人情報をベースに、引き続き健康的なライフスタイルを実現してもらうために最適なサプリメントや食材を提案していきます。

―マーケティングについてはどのようにお考えですか
今後WEBマーケティングを強化し、O2O(オンラインtoオフライン)戦略の一環として提携施設の拡大も進めていきます。同時に1人の家庭教師に対して5〜10人の指導ができる機能も実装したので、今後は法人向けの糖尿病予防改善プログラムも提供していく予定です。

―経営メンバーも充実しています
ホラ吹きと思われるくらい、壮大なビジョンを掲げてやってきました。COOの岡野やCTOの南野はビジョンに共感してくれたことに加えて、「この人ひとりだけじゃ無理そうだな。力を貸してあげよう」と思ったと聞いています笑。まだ若いメンバーではありますが、社外取締役や株主は上場経験者のみを招聘しました。ただ名前を借りているのではなく、実際にコミットして仕事をしてもらっています。

―2017年の上場を目指しています
企業は成長し続けなければ、そこで働く人の可能性を奪ってしまいます。ゆくゆくはホールディングス化し、新規事業を子会社で立ち上げ、志の高いメンバーに任せていきたいと考えています。上場は通過点であり、手段です。

―今後の展望をお聞かせください
将来的に自分自身の遺伝的傾向や体の状態を世界中の人々が手軽に知ることができ、それをベースに自身に合ったライフスタイルを選択する時代が必ず訪れると確信しています。ダイエットソリューションはその第一歩であり、また糖尿病など生活習慣病のソリューションと限りなく近いものがあります。ここでノウハウを蓄積し、世界No.1のダイエットカンパニーから世界No.1のウェルネス&ビューティーカンパニーを目指します。