「100万人メンター構想」
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一般社団法人 日本クラブメンター協会
代表理事 伊藤 直樹さん
1960年京都市生まれ。関西大学卒業後、26歳から起業し、年商30億円の企業運営を12年間にわたり行う中、ヒット商品となった新製品が3万5千件に及ぶリコールという経営者としてもっとも厳しい体験を通じ、会社のあり方・真の人材育成というものを実体験の中で体系化。「起業家の成功を応援・支援すること」を生きがいとされており、一般社団法人日本クラブメンター協会の代表理事として、静岡発信で全国の中小企業を元気にし、100万人メンター構想を実現すべく活動を行なっている。
設 立:2012年6月26日 代表者:伊藤 直樹
所在地:愛知県名古屋市中区錦3-10-14 協和錦ビル 5F
チャプター:静岡第1・静岡第2・浜松・掛川・名古屋・岐阜・三島・松阪・岡崎
http://club-mentor.or.jp/
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日本クラブメンター協会は、自立(律)した者同士が相互支援する社会づくりに貢献せんがため、メンターを目指す方々を結集して2012年に設立された社団法人です。私たち個々の人間が組織内でも自立し、使命感を持つ事で自立(律)的に生きることが出来ます。当協会では、個人の成長を支援する人を「メンター(Mentor)」と呼び、その系統だった支援方法を「メンタリング(Mentoring)」と呼びます。私は某電気メーカにて年間2千人、延べ2万人の社員スタッフと関わり、人が本気で仕事をする手法を探して「メンタリング」に出会いました。その後、株式会社RST(静岡)の代表取締役遠藤茂雄氏と一緒に、会社の存り方・真の人材育成というものを実体験の中で体系化し「メンタリングプログラム」を構築しました。
マネジメントには「強制」と「自主性」という2つの方法があります。勉強を強制されると勉強嫌いになります。仕事も同じです。一方で遊びが嫌いな子供はいません。人間が行動を変えるときの動機付けは、外的になされるもの(外的コントロール=アウトサイドイン)ではなく、常に内的なもの(内的コントロール=インサイドアウト)によってなされるからです。
社会に価値提供するために自発的に行動する人を社会人と呼びます。言われた事・決められた事だけやる人は会社人です。自主的に動く社員が真に強い会社を作っていきます。ヒーロー型リーダーを育成するより、会社の中にたくさんのメンターを作る事で離職率は断然と減ります。確かにメンターの育成には2年・3年かかります。しかしどんなに優秀なリーダーも目配りは50人までが限界です。こらからは組織の中に自立した人間(メンター)を何人作れるかに掛かっています。それは、“管理型マネジメント”から“支援型マネジメント”への一大転機でもあります。
売上を目標にすると、企業の社会的価値は失われていきます。売上は枝葉で、土の中の根は見えません。「やり方」は見える部分、「在り方」は見えない部分にあります。根は「意識」、幹は「言葉」、枝は「行動」です。
企業の寿命は、70年代は60年、バブル時代には30年、そしてIT時代の今は3年と言われます。松下幸之助は「あなたの会社はどこまで伸びるのか」という質問に対し、「自分にはわからない。しかしひとつ言えることは、世の中に求められる部分だけ松下は伸びていく」と答えました。
企業の存続第一主義で、地域(市場)から求められなくなれば寿命が来ます。社員が増えるにつれて給料を支払う事が目標となっている。借入が増えて返済が目標になっていく。企業が成長するにつれて価値観に大きな変化が起きます。社会貢献という目標(価値観)が、売上・利益が目的(強制)になっていくと、社員の意欲は下がり企業は衰退していきます。
メンターの条件は、自分が見本となり、尊敬を得る事です。相手を変えたければ自分を変える事です。出来事(相手)をコントロールするのではなく、出来事の意味づけ(自分)をコントロールするのです。
私は「起業家の成功を応援・支援すること」を生きがいとして、静岡発信で全国の中小企業を元気にし、100万人メンター構想を実現すべく活動を行なっています。これからも精一杯メンタリングを伝え、一人でも多くのメンターを増やしていきたい!と思います。
【注目の企業】株式会社RST「住生活空間の創生コンシェルジュ」
※全文は「THE INDEPENDENTS」2014年1月号 - p17にてご覧いただけます