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「価値評価機関のパイオニアとして」

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株式会社プルータス・コンサルティング
代表取締役社長 野口 真人さん

京都大学経済学部卒業。みずほ銀行(旧富士銀行)、JP.モルガン・チェース銀行を経て、ゴールドマン・サックス証券の外国為替部部長に就任。デリバティブが目新しかった時代から一貫して事業法人や大手機関投資家に対して運用手法をアドバイス、その間ユーロマネー誌によるアンケートにて3度最優秀デリバティブセールスに選ばれる。2004年株式会社プルータス・コンサルティングを設立。

設 立:2004年3月 役員:代表取締役社長 野口 真人/代表取締役 中嶋 克久
所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング30階 TEL:03-3591-8123
事業内容:上場会社及び非上場会社の株式、新株予約権、社債などの診断・査定
     財務に関する調査(デューデリジェンス)/資本政策に関するコンサルティング
http://www.plutuscon.jp/

―有価証券設計のアドバイザリー
新会社法の施行以降、「株式の買取請求」や「新株予約権の有利発行性」をめぐる紛争が増加しています。 株主の利益を守るためにも、経営者の「公正価値による有価証券の発行」を忠実に履行する義務が益々重くなっているのです。同時に、種類株式や新株予約権など、普通株式にはない様々な機能を持った有価証券も広く用いられるようになりました。資本政策においては、発行する有価証券の評価の公正性のみならず、設計の巧拙が問われる時代となったのです。プルータス・コンサルティングは、時代の要求にこたえるべく、「金融工学、会計、税務、法務のスペシャリストの融合」、「完全なる独立性」「最先端の金融商品開発力」を武器に、業界のリーディングカンパニーとしてクライアントの企業価値向上に貢献していきます。

―年間350件以上の公正価値評価実績
当社が提供する公正価値評価サービスは、専門機関としての豊富な事例の蓄積と、紛争事案を通じて培われたロジックの強固さにおいて、常に業界をリードしてきました。普通株式のみならず、新株予約権、CB、種類株式などのハイブリッド証券、さらにはデリバティブ契約、金銭債権債務といったあらゆる金融商品をカバーする当社の公正価値評価サービスは、豊富な経験と多岐に渡る専門性に裏打ちされた当社のコアサービスです。企業価値、金融商品の公正価値の評価に特化した本邦初の独立系専門機関として最高水準の評価サービスを提供します。

―エクイティ関連商品設計のパイオニア
ファイナンス・会計に関する広範な知見と、多種多様な事案に関与した豊富な実務経験を組み合わせることで、ストック・オプション、ワラント、種類株式、転換社債といった「エクイティ関連商品の設計」という新しいサービスを確立しました。様々な資本政策目的を達成するための商品設計の最適化と、適正なプライシングの有機的統合により実現したこのサービスは、評価専門機関だけが提供できる唯一のソリューションです。

―紛争案件への関与実績
企業価値や金融商品の公正価値をめぐる紛争案件にて弊社が採用した手法は著名な裁判例においても斟酌され、金融商品の公正価値評価に関するベンチマルクとなっています。

実績(1)―裁判におけるDCF法導入の先鞭をつけたカネボウ事件に関与
旧カネボウの営業譲渡に際しての株式買取請求事件において、裁判所からの委嘱によりDCF法単独での鑑定を実施し、純資産法を中心とした折衷法が主流であった株式鑑定においては画期的な事例として注目されました。

実績(2)―オートバックスセブンCBの発行差止仮処分申立事件における価値算定
株主である機関投資家から有利発行を理由とした発行差止仮処分命令の申立てがなされたものの、東京地裁は「プルータス・コンサルティングの算定結果に不合理な点はない」との決定に基づき、申立てを却下する決定を出しました。

実績(3)―国内初の「業績コミットメント型ストック・オプション」を設計・評価
株主への配慮とマネジメントの利益を一致させるというコンセプトの下、設計。通常のストック・オプションには無い効果を内包したインセンティブ・プランとして多くの企業に導入されました。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2013年11月号 - p14にてご覧いただけます