<イベントレポート>

2025年2月21日 京都インデペンデンツ
@ 京都リサーチパーク
+ Zoom ウェビナー配信

■ イベント詳細 https://www.independents.jp/event/757

 

 

特別セッション『オール京都のスタートアップ投資』

10億円規模の新ファンド設立!京都・大阪・滋賀の未来を切り拓く投資活動


中信ベンチャーキャピタル(株) 代表取締役社長今津 孝照 氏  

中信ベンチャーキャピタル(株)
代表取締役社長
今津 孝照 氏 


 京都中央信用金庫グループのベンチャーキャピタルとして、京都府や大阪府、滋賀県を中心に地域密着型の投資活動を行っています。投資先のステージはアーリー期を中心に多岐に渡り、京都におけるスタートアップの発展を目指しています。

 これまでのファンドとして、第6号ファンドまでを約3億円規模で設立し投資を実行してきました。また、2024年の7月には10億円規模の第7号ファンドを設立し、今年の1月にも同規模の第8号ファンドを設立しています。このように投資規模の拡大と投資活動の加速化を進めています。そのため、シード・アーリー投資だけではなく、その後のステージでの追加投資も活発化させていきたいと考えています。今後も京都・大阪・滋賀・奈良地域のイノベーションエコシステムの中核的存在として、地域経済の活性化に貢献していきます。

中信ベンチャーキャピタル(株) 直近の動き・直近の投資先

 

20年の実績。京都発、スタートアップ支援の最前線


ミライドア(株) 投資本部 次長 本田 哲也 氏  

フューチャーベンチャーキャピタル(株)
投資本部 次長
本田 哲也 氏

※ フューチャーベンチャーキャピタル(株)は、ミライドア(株)(本社:東京都港区)へと社名変更および本社所在地を変更となっております。
(25年3月3日付)

 京都に本社を構え、東京・東北にも拠点を持つ独立系ベンチャーキャピタルです。20年以上の歴史があり、投資先の上場実績は30社、これまでのファンド総額は572億円に上ります。

 地域のスタートアップエコシステムの構築・ベンチャー企業の支援を目的とする「地方創生ファンド」を全国累計で35本設立しており、そのうち社会的インパクトをテーマに掲げるファンドを8本運営しています。京都においては、京都市ご協力のもとで、「京都市スタートアップ支援ファンド」及び「京都市スタートアップ支援2号ファンド」の運営をしています。

 京都経済の活性化を目指す地域金融機関等ファンド関係機関の皆さまや、同じ志を持つ支援機関の皆さまと想いを一つにし、地域のスタートアップエコシステムの構築に貢献してまいります。

スタートアップ支援と事業継続解決に向けた投資ビジョン


京都キャピタルパートナーズ(株) ベンチャー投資部 次長 河野 慎吾 氏  

京都キャピタルパートナーズ(株)
ベンチャー投資部 次長
河野 慎吾 氏


 当社は(株)京都フィナンシャルグループの100%出資子会社で、京銀リース・キャピタル(現・京銀リース)の投資事業を引き継ぐ形で2023年9月に設立されました。スタートアップ企業への成長支援と事業承継課題を抱える企業への投資を主軸に、2030年度までに累計1,170億円規模のファンド組成を計画しています。

 2024年9月には「KCAPベンチャー1号ファンド」を100億円で設立し、関西圏に本社を置き革新的な技術や製品・サービスを開発、事業展開している企業や、京都銀行および取引先企業の経営課題の改善あるいは新規事業開発に資する事業を行う企業、日本発でグローバルトップが狙える可能性がある事業を主な投資対象としています。成長期待企業が、地域の中核企業に成長するまでに必要な資金投資はもちろん、資金面以外からも様々な経営支援を行うことを目的としています。

 「地域社会の繁栄に奉仕する~地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する~」という京都フィナンシャルグループの経営理念に基づき、単なる投資収益を追求するだけでなく、地域経済の活性化とサステナブルな社会の実現に貢献することを目指しています。

京都キャピタルパートナーズ(株) ファンドポートフォリオ

起業家の「高みを目指す旅」を共に - 栖峰の使命と展望


栖峰投資ワークス(株) 代表取締役 関 兵馬 氏  

栖峰投資ワークス(株)
代表取締役
関 兵馬 氏 


 関西圏を中心としたスタートアップに投資を行う独立系ベンチャーキャピタルです。大阪中小企業投資育成にて約20年間投資担当者を務め、経営支援からM&AやIPOを含めた投資回収を経験した後に2017年に設立しました。社名の「栖峰」には高みを目指す起業家たちの拠り所となりたいという願いを込めています。

 現在2号ファンドまでを組成しており、シード〜アーリー期のテクノロジー系スタートアップを中心に投資を実行しています。多様な投資メンバーが所属しており、それぞれがバックグラウンドを活かしたテーマを設定し投資を行っています。

 私たちは単なる資金提供にとどまらず、企業の投資的確性を見極め、健全な経営をハンズオンでサポートしています。企業価値向上の真のパートナーとして、日本のスタートアップエコシステムの発展に貢献していきます。

栖峰投資ワークス 会社概要

日米220以上のスタートアップを支援!テックコンサルとVCの融合


(株)Monozukuri Ventures 代表取締役 牧野 成将 氏  

(株)Monozukuri Ventures
代表取締役
牧野 成将 氏 


 日本と北米に拠点を持つハードテック特化型のベンチャーキャピタルとして、「モノづくりは、簡単だ」というビジョンのもと日米スタートアップの投資・試作量産化・事業開発の支援を行っています。

 VCとしての投資においては、シード〜アーリーのハードウェア企業を中心に、日本27社、米国30社の計57社への投資実績があります。また、テックコンサルティング事業として、日米220以上のスタートアップや大企業に対して、0→1のアイデア段階から1→10の試作・量産設計段階まで各ステージに合わせた最適なソリューション提供を行っています。さらに、オープンイノベーションとして大企業向けに新規事業創出や体制整備の支援を行っています。

 世界中の起業家やスタートアップが高品質の製品を、少量でも素早く生産・販売できる環境の構築を目指していきます。

(株)Monozukuri Ventures 事業概要
※「THE INDEPENDENTS」2025年4月号 P.4-5 より
※ イベント開催時点での情報です