「ファンコミュニティデータ」のAI活用で、新時代のマーケティングモデルを作る
クオン株式会社 代表取締役 武田 隆 氏
■ ファンコミュニティクラウドNo.1カンパニー 私どもは、企業・自治体と生活者をつなぐオンラインコミュニティの構築と運営・コンサルティングを行っています。1996年の創業以来、累計250超の企業や自治体のファンコミュニティを手がけ、消費者コミュニティ220万人を6件の特許技術を用いたデータサイエンスを駆使し、生活者との関係構築や課題解決、持続的発展を支援しています。
■ 中核技術 「VoI(Voice of Influence)」と呼ばれる特許技術により、ユーザー間のやり取りを可視化し、プロダクトのファンになった人々の行動履歴を時系列で追跡し、どのような要因でファン化が進んだのかを具体的なデータとして抽出できます。
■ 今後の展開 ① AIによる新プロダクト開発 慶應義塾大学(11期目)・東京大学(8期目)・筑波大学(8期目)との共同研究により、全自動でコミュニティの司会進行をするマルチリンガルAIの開発に成功
② サービスの小型化 大企業向けのファンコミュニティ運営収益から、中小企業向け「コミュニティモール」という64社の企業と220万人のユーザーが参加するプラットフォーム、消費者庁「食品ロスゼロキャンペーン」など行政機関にも展開しています。
③ サービスのグローバル化 独⾃技術を保護するためのグローバル知財ポートフォリオ(現在9か国)をベースに、ASEANを当初ターゲットとし、初年度はタイを対象としてコミュニティの提供を24年12月より開始予定です。
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ファンコミュニティで、46億円の売上増
<事例>株式会社アテニア (ファンケルグループ)
「ファンコミュニティクラウド」市場売上No.1(※)
<実績> ※2018年企業運営型ファンコミュニティクラウド専用構築サービス市場 事業者売上高ベース(株)矢野経済研究所調べ 2019年6月現在
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コメンテーターより・・・
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2000年の創業から24年を経て 紆余曲折ありながら「ファンコミュニティ」をマーケティングに活用する理論、手法をついに事業化することに成功したことに感動すら覚えます。 既に技術的には国際特許を含む複数の特許をとりながらビッグデータをマーケティングに活用している実績も高く評価できます(ファンコミュニティクラウド市場No.1)。 長年の経営経験と充実した経営チームで日本にとどまらず海外での展開も含めて大きく飛躍することを期待しています。
株式会社AGSコンサルティング 顧問 小原 靖明 氏
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※「The INDEPENDENTS」2024年12月号 - P.6 掲載