「追悼セッション『秦信行先生の足跡とスタートアップへの期待』」
<イベントレポート>
2024年9月2日 インデペンデンツクラブ月例会
@ TiB
+ Zoom ウェビナー配信
■ イベント詳細 https://www.independents.jp/monthly-event/734
追悼セッション パネラー
インデペンデンツクラブ名誉会長 早稲田大学名誉教授 松田 修一 氏 |
日本ベンチャー学会会長 東京大学大学院教授 各務 茂夫 氏 |
日本ベンチャー学会 副会長 早稲田大学大学院教授 長谷川 博和 氏 |
日本ベンチャー学会副会長 公益社団法人日本ニュービジネス 協議会連合会 事業創造大学院大学総長 池田 弘 氏 |
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インデペンデンツクラブ代表理事 株式会社ABAKAM 代表取締役 松本 直人 氏 |
インデペンデンツクラブ副代表理事 弁護士法人内田・鮫島 法律事務所 代表弁護士 鮫島 正洋 氏 |
インデペンデンツクラブ副代表理事 三優監査法人 名誉会長 杉田 純 氏 |
インデペンデンツクラブ副代表理事 株式会社Kips 代表取締役 |
追悼セッション レポート
認定NPO法人インデペンデンツクラブ前代表理事、秦 信行氏が2024年7月2日に永眠いたしました。
秦信行氏の追悼イベントとして、献花式ならびに追悼セッションを開催いたしました。
当日は会場・オンライン含め119名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
■ 前インデペンデンツクラブ代表理事 秦信行氏 追悼セッション
秦氏は専門のスタートアップ育成支援を、特に専門のVCの視点から、制度改革を含めた多くの指摘をしてこられました。
本誌でも『ベンチャーコミュニティーを巡って』というテーマで、全185回に渡りご執筆頂きました。
そこで追悼セッションでは、「秦信行先生の足跡」と「スタートアップへの期待」というテーマで、秦氏と長い間お付き合いを
されてこられた皆様にお集まりいただき、お話を伺いました。
本誌でも『ベンチャーコミュニティーを巡って』というテーマで、全185回に渡りご執筆頂きました。
そこで追悼セッションでは、「秦信行先生の足跡」と「スタートアップへの期待」というテーマで、秦氏と長い間お付き合いを
されてこられた皆様にお集まりいただき、お話を伺いました。
写真 : 松田 修一 氏
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1. 秦信行先生の足跡
秦信行氏は、野村総合研究所を経て1991年に日本合同ファイナンス(現ジャフコグループ)に出向し海外審査部長等を務めました。1994年には國學院大学経済学部、また事
業創造大学院大学(池田弘総長)で、教授として学生や社会人に対して教鞭を取っていました。
主な著書には「新世代企業」「ベンチャービジネス&キャピタルの起業戦略」「ベンチャーキャピタルの実態と戦略」があります。1996年7月には 早稲田大学アントレプレヌー
ル研究会(WERU)のメンバーとして「ベンチャーファイナンスの多様化」を編著出版しました。
その後、松田修一氏を中心とするWERUメンバーが日本ベンチャー学会(JASVE)を立ち上げ、秦信行氏は理事に就任、制度委員会委員長を務めるなど、スタートアップに
対する学術的研究と行政機関への提言を行いました。
1997年に松田修一氏と三優監査法人杉田純氏を中心としてスタートした事業計画発表会は、2011年にインデペンデンツクラブに引き継がれ、2019年7月に秦信行氏は3代目代表理事に就任いたしました。インデペンデンツクラブでは、累計1512社が事業計画を発表(*2024年7月時点)、大学発ディープテック企業に対しては知財の観点から鮫島正洋氏を中心にアドバイスを行っています。
秦信行氏は専門分野であるベンチャーファイナンスとコーポーレートファイナンスの知見を生かして、日本証券業協会のファンド改革の委員長、中小企業基盤整備機構のベンチャーファンド事業評価の委員も務めていました。
創成期からベンチャー業界の発展に多大なる貢献をなされてきた秦信行氏のご冥福を皆様とお祈りいたします。
業創造大学院大学(池田弘総長)で、教授として学生や社会人に対して教鞭を取っていました。
主な著書には「新世代企業」「ベンチャービジネス&キャピタルの起業戦略」「ベンチャーキャピタルの実態と戦略」があります。1996年7月には 早稲田大学アントレプレヌー
ル研究会(WERU)のメンバーとして「ベンチャーファイナンスの多様化」を編著出版しました。
その後、松田修一氏を中心とするWERUメンバーが日本ベンチャー学会(JASVE)を立ち上げ、秦信行氏は理事に就任、制度委員会委員長を務めるなど、スタートアップに
対する学術的研究と行政機関への提言を行いました。
1997年に松田修一氏と三優監査法人杉田純氏を中心としてスタートした事業計画発表会は、2011年にインデペンデンツクラブに引き継がれ、2019年7月に秦信行氏は3代目代表理事に就任いたしました。インデペンデンツクラブでは、累計1512社が事業計画を発表(*2024年7月時点)、大学発ディープテック企業に対しては知財の観点から鮫島正洋氏を中心にアドバイスを行っています。
秦信行氏は専門分野であるベンチャーファイナンスとコーポーレートファイナンスの知見を生かして、日本証券業協会のファンド改革の委員長、中小企業基盤整備機構のベンチャーファンド事業評価の委員も務めていました。
創成期からベンチャー業界の発展に多大なる貢献をなされてきた秦信行氏のご冥福を皆様とお祈りいたします。
2. スタートアップへの期待(松田修一氏の資料より)
※「THE INDEPENDENTS」2024年10月号 P.4-5 より
※ 冊子掲載時点での情報です