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「「存在感のある『本物』のプロフェッショナル集団を目指す」」

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太陽ASG有限責任監査法人
代表社員 公認会計士 和田 芳幸さん

1951年 東京都に生まれる。69年 早稲田高等学校卒業。74年 中央大学商学部会計学科 卒業。74年 クーパース アンド ライブランド会計事務所 入所。77年 監査法人中央会計事務所 入所。78年 公認会計士 登録。現在 太陽ASG有限責任監査法人 勤務。

住所:東京都港区赤坂8-5-26 赤坂DSビル西館9階
TEL:03-5474-0111 FAX:03-5474-0112
http://www.gtjapan.or.jp/

―上場企業の監査実績は国内4位
和田:私どもは職員数300名程度の中堅監査法人ですが、上場会社の監査クライアント数では国内4位に位置づけられます。歴史のある上場会社、近年に上場を果たした企業、上場準備中の成長企業、オーナー企業など、多様な規模と業種のクライアントがあり、特にオーナー企業や新興マーケットに上場している中小規模のクライアントが多いのが特徴です。
 これまでに培った多様なビジネス・会計・内部統制・システム等のノウハウの共有・蓄積に基づく高品質な監査を提供でき、特にIPOを目指されるオーナー企業やベンチャー企業に対しては私どもの特徴を生かした有用なサービス提供が可能であると自負しております。

―一貫した体制でのサービス
和田:短期調査、IPOアドバイザリー、上場準備監査、上場後の監査について、継続的なチームメンバーのアサインを確保していくよう心がけています。このシームレスな体制により、監査法人の担当者や担当部門が変更することによるクライアント側のストレスを回避し、一貫した方針のもとに安心と高品質なサービス提供をおこなっております。
 また、近年上場会社における内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)が適用され、上場のための検討課題が従前に比して増加しているように思えますが、上場審査基準で求められているものとJ-SOXはかなりの部分で重複していると私どもは捉えています。一貫したチーム体制の中で、上場後のJ-SOXを見据えた上での効率的な内部統制の構築を支援していきたいと考えています。

―グラント・ソントンとの連携
和田:私どもは『BIG6』の一つである国際会計事務所グループ Grant Thornton International(”GTI”) のメンバーファームです。GTIは世界100カ国以上の500を超える拠点に30,000人以上の人員を擁し、グローバルに高品質なプロフェッショナル・サービスを提供しています。
 そのGTIのネットワークを駆使しながら、グローバルに展開するクライアントに対して、GTIの監査ツールを利用した国際水準の高品質な監査を提供しています。
 わが国におけるIFRSの導入にあたっても、GTIによる最新のナレッジが共有されており、既に提供しているIFRSアドバイザリーサービスにも反映されています。これからのIPOにとって、IFRS対応は決して無視できない存在ですが、そのようなニーズにも積極的に対応していきたいと考えています。

―グローバルIPOにも対応
和田:近年ベンチャー企業が外国市場(香港やシンガポール等)への上場を検討するケースも増えつつありますが、そういったニーズに対してもGTIのネットワークを活用し、柔軟に対応したいと考えています。
 また、GTI本部のあるイギリスでは、国内シェア3番手から4番手に位置し、特にロンドンAIM市場におけるノーマッドとしての実績は業界No.1と言われています。東京AIM市場においてもそのノウハウを活用し、日本でも力を発揮するべく準備を進めております。

―ミッドサイズファームのフットワーク
和田:中堅監査法人だからこそ、スピード感が求められる現在の経営判断や会計処理に対し、スピーディな対応が可能す。情報伝達において、品質管理部門やコンプライアンス部門との綿密な連携により、合理的な結論までスピーディに対応できます。
 特に上場準備会社においては、大きな問題を短期間にクリアしていく必要があります。このような中で、駄目なものは駄目と早めにはっきりと申し上げることが、クライアントの問題解決を早期に促すことが可能になるものと信じています。時にはクライアントと一緒になって頭を悩ませ、問題解決に向けたご提案をできるよう心がけています。

―適切なサービスと適正な報酬
和田:IPOアドバイザリーから監査に至るまで、ポイントに適切にフォーカスした高品質なサービスを提供しています。効率的な作業により、適正かつリーズナブルな報酬でサービスを提供することが可能です。
 適切な人員配置やシステム化により過剰な間接コストをかけず、高品質を維持しながら比較的リーズナブルな報酬体系でのサービスが可能となっています。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2010年2月号 - p18-19にてご覧いただけます