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「xRテクノロジーを活用したバーチャルソリューションの提供」

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【蟹江 真 氏 略歴】
生年月日:1982年9月22日 高校中退後、2000年スリープロ(株)(現・ギグワークス 東証スタンダード)所属。フィールド/データベース/ネットワークエンジニアを経験。約10年フリーランス活動の後、2014年にVRを初体験し衝撃を受け、VRコンテンツの制作に携わり、関連プロジェクトにも参画。2018年イクスアール株式会社を設立し、代表取締役に就任。

【イクスアール(株)】
【設 立】2018年3月9日
【所在地】愛知県名古屋市中村区名駅4-3-10 東海ビル307
【資本金】500千円
【株 主】蟹江真
【役 員】(代)蟹江真
【事業内容】VR/ARコンテンツの企画制作運用
【売上高】非公開
【従業員】10名

xRテクノロジーを活用したバーチャルソリューションの提供


■VR/AR技術、遠隔ロボット操作システム開発経験により起業

2000年よりITエンジニアとしてインターネット成長期に様々な現場で世の中の変化をリアルタイムに感じ、また、関わっておりました。
2014年、世の中に大きな技術革新をもたらしたVR技術との出会いがありました。 2017年デンソーウェーブ、ベンチャー企業3社によるオープンイノベーションプログラムで、AIの学習環境構築に必要な「遠隔ロボット操作システムの開発」を担当するチャンスに恵まれました。この経験をベースに、翌年、VR x AI x ロボットがもたらす未来のビジネスを具現化するために起業を決断しました。



■企業のxR導入を一気通貫で開発

従来のトレーニング手順や研修・現場環境をバーチャル空間上に再現することで、実技・座学ともに、従来のような現場でのOJTではなく指導者なしかつ、複数人での効率的な教育訓練を実現します。ARマニュアルからVRトレーニングまで企業のステージに合わせたコンテンツを、導入ステップごとに当社で一貫して提案・開発いたします。航空機メーカーや化学メーカー等の導入実績があり、難易度の高い技能継承にも貢献しています。

■触覚VRシミュレータコンセプト「EQUIPX(イークイップス)」

視覚情報に加えて、触覚・聴覚の情報をxRで再現することで、時間や場所の制約を受けない学習シミュレーションシステムの先行研究も行っています。例えば、魚を捌く熟練者の触覚データを測定しVR上に実際の手触り感を実現することで体感・体験の質向上を図ることができ、感覚的スキルの習得を早期化が図れます。将来的には、これら身体センシング情報を学習データとして蓄積し、ロボットティーチング領域への応用も視野に入れています。

※2022年5月号掲載時点での情報です