「次世代AIをヘルステックに活用する阪大発学生ベンチャー」
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【島藤 安奈 氏 略歴】
生年月日:1992年6月17日
小林聖心女子学院高等学校中退。高校卒業認定試験を経て、同志社大学経済学部入学。
大阪大学人間科学研究科修士課程修了。国際電気通信基礎技術研究所脳情報研究所の専任研究技術員。
専門分野:神経科学、発達神経科学、発達心理学
【(株)ニューラルポート】
【設 立】2020年9月15日
【所在地】兵庫県西宮市高座町15-5
【資本金】1,200千円
【株 主】経営陣、エンジェル投資家
【役 員】(代)島藤安奈、島藤純奈
【事業内容】(次世代AIを用いた)視線計測型VR検査機器の開発事業、ゾーニング事業
【売上高】0千円(2022年8月期 予想)
【従業員】6名(協業メンバー含む)
次世代AIをヘルステックに活用する
阪大発学生ベンチャー
■研究機関のテクノロジーを社会実装に挑戦する学生ヘルステックベンチャー
私は神経科学や発達心理学を研究する傍ら2018年に大阪大学内のInnovators‘ club(産学共創本部)の協力の下「個性を伸ばすビジネス教育」で学生起業を目指し、2020年当社を姉妹で設立いたしました。大阪大学、東北大学、九州大学、情報通信研究機構等の産官学連携による「ヒト脳のひらめき機構に倣った『ゆらぎ学習』専用エンジン」をコア技術とし、この次世代AI技術を応用したヘルステック領域にチャレンジします。現在は、「VRストレス検査」とZoningでストレス解消を図る「Zone-X」を開発中です。
■視線計測型VRによるストレス検知と予測
ストレスを抱えている人特有の視点の動きに着目し、視線計測機能の搭載されたVRと次世代AI技術を応用したストレスレベルの定量化に関する研究を推進しています。まずは、企業向けの簡易ストレスチェックシステムとして上市し、社員の鬱病発症を未然に防ぎ社会的課題であるメンタルヘルス分野に貢献したいと考えています。将来的には、薬事承認を得て医療機器として病院・クリニック向けへの展開も視野に入れています。医師側は従来の問診と比較して、正しく早く鬱診断することができ、より多くの患者と向き合うこと(時間あたり診療報酬の増加)が可能になります。■ハイパフォーマンスな環境が作れる「Zone-X(ゾーンエックス)」
ストレスレベルの定量化技術を用いて、個々人がZone(ゾーン)状態になれる環境を人工的に設計できる「Zone-X」を開発中です。リラックスと集中のバランスがとれたSMR波の脳状態になる条件をモデリング化し、個人のストレス傾向にカスタマイズされたソリューションを提供します。これら環境を実現する空間(ハード)は外注し、1台1000万円で販売する計画です。既に親交のあるサッカー選手と製品開発中でスポーツ分野での展開を考えています。※2022年5月号掲載時点での情報です