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「次世代を担うビジネスリーダーを探す」

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株式会社オフ・ビート
代表取締役 北田 勝久さん

1981年大阪府立大学工学部経営工学科卒業。81年富士通株式会社入社 生産技術本部。89年株式会社東洋エージェンシー入社。主に情報通信・エレクトロニクス業界に対する人材紹介に従事、チーフコンサルタント、科学技術者紹介責任者を歴任。96年株式会社オフ・ビート設立 代表取締役就任 事業拡大・新規事業・事業継承・事業再生や株式上場に関わる重要人材の紹介等。

住所:東京都千代田区麹町2-12-1 グレンパーク半蔵門102
TEL:03-3221-4781 FAX:03-3221-4790
http://www.offbeat.jp/

―御社の特徴をを教えて下さい
北田:当社は30?45歳の次世代を担うビジネスリーダーになる要素を持った人をターゲットにした人材スカウトを行っています。今後の成長を目指す企業に対し、事業拡大・新規事業展開・事業継承・事業再生や株式上場に必要となる人材をご紹介しています。

―企業側はどういった人材を求めているのでしょうか
北田:経営者が求めたことをきちんと実行してくれる人です。企業が人材を外部から登用する目的は、課題解決にあります。社内の人間だけでは解決できない課題を、経験がある人材に入社してもらって一緒に解決してもらう。そして、難しい課題にチャレンジするからこそ、相応の高水準の給与を用意するのです。

―仕事で重要視していることは何でしょうか
北田:企業から見た人材、人材から見た企業、良いマッチングは「新鮮味」が重要だと思っています。企業には「こんな優秀な(or面白い)人材に会ったことがない」と思われ、人材には、「こんな深い求人情報は紹介されたことがない」と思ってもらうことです。世の中に公開されていない希少価値な情報をどれだけ提供できるかが、私達の生命線です。

―若者の転職について、どう思いますか
北田:情報に踊らされているようで可哀想だと思うことがよくあります。職歴の多さは求人企業からするとマイナスに働きます。一つの会社で、できれば10年はやり通す事が大切です。上司や経営者の期待にきちんと応えていく事で、社内の信用も得られ仕事の権限も増えてきます。それを積み重ねて、もっと大きなビジネスにチャレンジして欲しいと思います。安易に転職を決断する前に、会社に残る選択肢も考えてみて欲しいと思います。

※北田勝久さんは2011年8月1日京都企業研究会 第一部 パネルディスカッション「ベンチャー企業の人材マネジメント」に登壇されます。詳細はこちら

【講演レポート】これからのワーキングスタイル(スリープログループ代表取締役 関戸 明夫)

※全文は「THE INDEPENDENTS」2009年4月号 - p10にてご覧いただけます