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「バーチャルウォーキング&ランイベントを簡単に開催/参加できるアプリ「WeRUN」」

公開


【楊 博 氏 略歴】
出身高校:中国甘粛省天水市第一高校
中国科学技術大学卒業後、留学生として来日。大阪大学大学院基礎工学研究科修了後、(株)トヨタシステムズ(旧(株)トヨタコミュニケーションシステム)入社。SEやプロジェクトマネージメント業務に従事。2003年当社設立、代表取締役就任。

【(株)シング】
【設 立】2003年10月1日
【所在地】大阪府大阪市西淀川区
千舟3-1-2-309
【資本金】15,000千円
【株 主】楊博
【役 員】(代)楊博
【事業内容】オンラインウォーキングイベントアプリの開発運営
【売上高】N.A
【従業員】15名

バーチャルウォーキング&ランイベントを
簡単に開催/参加できるアプリ「WeRUN」


■バーチャルイベントで手軽に健康増進

 健康ブームの追い風を受け、地域住民や社員向けの健康増進イベント、地域経済活性化を目的としたウォーキングやランニングイベントが活発化しているものの、リアルイベント開催が難しい状況です。当社は、企業や団体がイベントを簡単に開催できる歩数計アプリWeRUN(iOS/Android対応)を開発し、2018年からサービスの提供を開始しました。現在約300社にご利用いただいています。
 自治体とのコラボも増え、最近では2022年3月から鹿児島県霧島市観光協会とバーチャルイベント「龍馬ハネムーンウォーク&ランin霧島」を開催中です。イベント参加希望者は、6軸ジャイロセンサーやPPG心拍センサーを採用した専用スマートウオッチ「WeBand3SC」、あるいはスマートフォンを用意いただき、WeRUNアプリをダウンロードするだけで、好きなタイミングでイベント参加ができます(※1)。



■競い合いやインセンティブにより継続利用を促す仕掛け

 リアルタイムで参加者は自分の順位を確認でき、他者との競い合いによりモチベーションが維持されます。ランキングによる表彰や特産品を受け取れるインセンティブもあります。アプリに配信される日替わりミッションをクリアすると付与される独自の「Weマイル」は、溜まったマイル数に応じてAmazonギフト券に交換する等の特典があります。
 ビジネスモデルは、企業や団体にWeRUNアプリ利用料として、6ヶ月以上の長期利用では1IDにつき月額300円(Proプラン)※2、 短期利用では100IDで月額6万円を課金しています。併せて、専用スマートウォッチWeBandの販売も行っています。

■年率30%の成長市場で売上拡大を目指す

 健康増進クラウドサービス市場は年率30%以上で成長しています。テレワークによる社員の運動不足やコミュニケーション不足を改善したいと考える企業、地方自治体や健保組合、労働組合、ウオーキングイベント主催者やプロモーターをターゲットに、ユーザー数の拡大を図っていきます。
※1:イベントエントリーフィーが別途必要
※2:最低契約ID数は10


※2022年4月号掲載時点での情報です