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「福岡証券取引所」

公開

【福岡証券取引所 概要】
所在地:福岡県福岡市中央区天神2-14-2 福岡証券ビル3F
会員証券会社数:21社(2021年12月末現在)
上場企業数:108社(本則市場90社(うち単独上場20社)・Q-Board市場18社(うち単独上場7社))


■ 福岡証券取引所の特色

福岡証券取引所は、九州・山口を中心とした地域の経済が自立して持続的に発展していく上で必要不可欠な直接金融市場としての役割を果たし、その機能を不断に強化・充実させていくことで、経済の発展に貢献していく、地域に根差した取引所を目指しています。

福証では、上場企業の誕生に向けた支援など、特色ある取り組みを展開しています。

①上場前の支援として
関係機関と連携しながら九州IPO挑戦隊の運営等を行っております。九州IPO挑戦隊では、今後3年~5年のうちに株式上場を果たしたいと明確な目標を有する選抜された企業様を対象として、監査法人監修の独自プログラム「IPOチャレンジアカデミー」の受講機会を提供しています。2021年は13期生として新たに4社の企業が加入し、これまでの入会企業は63社となりました。その他、上場を目指す経営者、経営管理者向けに、資本政策やCGコード、重複上場などをテーマとした各種Webセミナーを1~2か月に1回の頻度で開催し、上場準備に役立つ有用な情報を提供しています。

②上場後の支援として
地域の個人投資家の皆様を対象とした「福証IRフェア」の開催を行っています。上場企業と地域の投資家を結びつける場として2021年はオンラインにて延べ25社に参加いただいています。また新規に上場された企業の、福岡金融・経済記者クラブなどのマスコミを通じた効果的、透明性ある報道や、適時開示に対する丁寧なサポート等に注力しています。



■ 2021年には新規上場が3社

現在、福岡を中心に多くのスタートアップ企業が地域から生まれており、IPOの機運も高まりつつあります。2021年、福証では3社の新規上場があり、そのうち2社がTPMからQ-Boardへのステップアップ上場を果たされるなど、新しい福証の活用方法も生まれてきています。今後とも、九州IPO挑戦隊や福証IPOセミナーなどの活動を通じて、地域の魅力ある企業が一社でも多く、福証への上場を目指して頂けることを願っています。

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※2022年2月号掲載時点での情報です