「名古屋証券取引所」
=$DATE?> 公開
=$CORP_NAME?>
=$CORP_KANA?>
=$CORP_KANA?>
【名古屋証券取引所 概要】
所在地:愛知県名古屋市中区栄三丁目8番20号
会員証券会社数:35社(2021年11月1日現在)
上場企業数:277社(第一部182社(うち単独上場4社)・第二部81社(45社)・セントレックス市場14社(うち単独上場13社)
名古屋証券取引所は生まれ変わります
名古屋証券取引所(以下、名証)は上場制度の整備を行い、名証一部・名証二部・セントレックスという市場名は2022年4月以降、プレミア・メイン・ネクストに変わります。市場名だけではなく、コンセプトも大きく変わります。例えば、ネクスト市場の前身であるセントレックス市場は「高い成長可能性」を求めておりましたが、ネクスト市場では「着実な成長可能性」を求めます。
さて、タイミングを同じくして東証市場再編が行われるため、再編後の東証市場と当社新市場を比較しながら説明したいと思います。
≒の記号が示す通り、<プレミア市場と東証プライム市場>に上場する企業の「規模感」は同格と考えます。なぜなら、上場時価総額基準はどちらの市場も「250億円以上」ですし、上場時価総額基準の他にも、「収益(2年間の利益合計が25億円以上)」や「財務状態(純資産50億円以上)」の基準は同じだからです。
一方で、≠の記号が示す通り、<メイン市場と東証スタンダード市場>及び<ネクスト市場と東証グロース市場>に上場する企業の「規模感」は異なると考えます。なぜなら、メイン市場は「上場時価総額10億円以上」を求めているのに対し、東証スタンダード市場は「流通株式時価総額10億円以上」かつ「流通株式比率25%以上」を求めているので、計算上は、「時価総額40億円程度」が最低ラインだと考えるからです。
また、ネクスト市場は「上場時価総額3億円以上」を求めているのに対し、東証グロース市場は「流通株式時価総額5億円以上」かつ「流通株式比率25%以上」を求めているので、計算上は、「時価総額20億円程度」が最低ラインだと考えるからです。
お伝えしきれなかった点が多くあります。名証は社名の通り名古屋が拠点の取引所ではありますが、実は全国の企業に上場していただいている証券取引所です。新規上場に関するご相談は随時承っておりますので、全国のIPO準備企業様からのお問い合わせ(ipo@nse.or.jp)をお待ちしております。
※2022年2月号掲載時点での情報です