「プライムへの挑戦」
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東証上場企業3777社の4月4日からの新市場区分への選択結果が発表されました。プライム市場移行会社は1841社になります。そのうち上場維持基準に適合していない296社は、経過措置として流通時価総額100億円以上等の上場維持基準達を成達成するまで年1回進捗状況を開示する事になります。
スタンダード市場は東証1部からの移行344社を含む1477社となります。新たにコーポレートガバナンス・コード全原則が適用され、上場維持基準に適合していない会社数212社には、流通時価総額10億円以上や流通株式比率25%等の流動性と安定的な収益基盤・財政状態が求められます。
グロース市場はマザーズ市場とJASDAQグロース市場の合計460社から1社を除く459社が選択しました。うち上場維持基準への適合計画開示企業は46社と全体の10%になります。現在、上場維持基準である10年経過後の時価総額40億円を達成していない企業は170社になります。一方でプライム新規上場基準の一つである時価総額250億円以上を既に満たしている企業は63社とグロース市場の13%もあります。因みに時価総額1000億円以上は8社あります。(2022年1月21日終値)
グロース市場IPOには高い成長可能性を実現する事業計画が求められます。プライム市場には時価総額・流動性だけでなく、ガバナンス、持続的成長やESG対応など海外投資家を意識した取り組みがポイントになります。ビジネスモデル、市場規模、競争力の源泉、事業リスクなどが織り込まれた事業計画からグローバル志向かどうかは判断できます。
プライム市場に挑戦する上場維持適合計画提出企業やグロース市場上場企業や新たなIPO企業からグローバル展開に挑戦する企業の増加を期待しています。
※「THE INDEPENDENTS」2022年2月号 - p2より