「「リアルタイム心拍変動解析技術」で発作を予知」
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【林 康平氏 略歴】
生年月日:1989年6月4日
出身高校:浅野高等学校
東京大学大学院医学系研究科博士課程中退。コンサルティング会社で経験を積んだ後、参画。生理学系基礎研究からB2B事業化まで幅広い経験を活かし、サービス化・事業化を牽引。2019年7月当社代表取締役就任。
【クアドリティクス(株)】
【設 立】2018年2月9日
【所在地】京都市中京区小結棚町431-503
【資本金】3,000千円
【株 主】経営陣
【役 員】(代)林康平、山川俊貴、永元哲治
【事業内容】リアルタイム心拍変動解析技術を用いた健康促進事業
【売上高】14,567千円(2021年1月期)
【従業員】2名
<起業家インタビュー>
「リアルタイム心拍変動解析技術」で発作を予知
■心拍変動をリアルタイム解析して予見性を提供
自律神経の微細な変化は、例えば不眠や高血圧といった身体的症候よりも前に顕れますが、日常的かつ高精度に補足することは容易ではありません。しかしながら、当社のユニークな技術セットを用いることで自律神経の微細な変化を日常的かつ高精度に補足し、症候化前に対処する時間、すなわち疾患化や症候化に対する幅広な「予見性」を提供することが可能となります。当社は、ウェアラブル心電計を用いた高精度な心拍計測技術、心拍変動をリアルタイム解析して自律神経機能を評価するアルゴリズム開発技術、そしてそのアルゴリズムをスマホアプリとして提供できる独自の技術セットを有しています。
現在の主な導出先はてんかん発作予知、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)スクリーニング、居眠り運転検知サービスなどですが、将来的には生活習慣病やフェムテックなどの領域にも応用していきたいと考えています。
■京大・名大・熊大発の研究/技術開発
当社の技術開発は、京都大学大学院情報学研究科教授の加納、名古屋大学大学院工学研究科准教授の藤原、熊本大学大学院先端科学研究部准教授の山川が中心となっています。大学での研究成果から生じた知財の譲渡・許諾を受けており、これらを戦略的にビジネスに活用しています。当社の利用する技術・知財を含めたビジネスモデルは高く評価されており、てんかん発作予知AIアプリの開発事業は2021年度より日本医療研究開発機構(AMED)の医工連携・人工知能実装研究事業に採択され、過去には京都大学産官学連携本部インキュベーションプログラムにも3年連続で採択された実績があります。
■医療機関や企業とビジネスを創っていく
幅広な「予見性」の提供によって解消されうる経済損失は数兆円単位と推計され、今後生体情報を用いた予見的サービスの社会や企業への導入が活発になっていくと想定されます。当社は、医療機関や企業と連携しつつ、日常的なリアルタイム心拍変動解析を社会に実装することで、真に価値ある予見的サービスを提供し、人々そして社会の安心・安全を支えてまいります。※2021年9月号掲載時点での情報です