「eスポーツで マチを盛り上げ、ヒトを創る!」
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【鈴木 良昭 氏 略歴】
1977年8月5日
大学卒業後、ディベロッパーにて商業施設プロデュースを学ぶ。2009年に(株)VITALを設立し新規事業プロデュースを展開。(公社)名古屋青年会議所にて、市民意識変革や社会課題解決に携わる。2018年(一社)BLUE BEES設立し、理事長に就任。2020年 自社を創業。
【BLUE BEES(株)】
設 立 :2020年8月3日
資本金 :13,500千円
所在地 :愛知県名古屋市東区葵1-17-14
事業内容:総合型地域スポーツクラブ(プロeスポーツチーム運営)
<起業家インタビュー>
eスポーツで マチを盛り上げ、ヒトを創る!
■プロチームBLUE BEES
現在、eスポーツの競技人口は世界全体で約1億人を超え、テニス競技人口に近い規模になってきました。国内でも大手企業によるeスポーツ事業参入が相次いでいます。当社は、名古屋発、世界で戦うプロチーム「BLUE BEES」を創りました。設立3年で25名の選手が所属し、国内外の様々なeスポーツ大会に出場しています。昨年10月には、優勝賞金400万円と世界大会出場権が与えられる、(株)NTTドコモとPUBG JAPAN(株)が開催する、スマートフォン向けゲームタイトル「PUBG MOBILE」(公式)で417チームの頂点に立ち、直近では昨年12月、本年2月にも日本代表として世界大会を経験しております。■若者がPCにふれる機会を増やす
OECD加盟国37か国中、15才のノートPC使用率では日本は最下位です(出典PISA 2018)。この情報化時代において、プログラミングができ、情報技術を使いこなせる若者をもっと輩出せねばならないと感じています。そこで当社はeスポーツを切り口として、デジタル人材の育成に寄与したいと考えます。具体的には、本年4月から県立高校に「情報化推進チーム」を設立し、eスポーツを切り口としたデジタル教育の支援を行うなど、愛知県全体や東海地方で若年者層にeスポーツとICT教育を展開しながら、U22やU18リーグを立ち上げる構想を行政やその他民間企業とともに現在計画しています。■事業の今後の展望について
昨年11月に豊田市にある通所施設で試験的に福祉事業へのeスポーツ導入の試験的スタートしました。高校の「情報化推進チーム」同様にeスポーツを入り口に、PCへの好奇心向上からPCスキルやコミュニケーション力を向上させることが目的です。障がい者の中には集中力が高くPCを用いた仕事と相性の良い方が一定数おり、彼ら彼女らの活躍の場を創りたいと考えています。通所者の定着率向上も確認でき、来年には直営施設も計画しており、先進国で増え続ける軽度精神障害者への就労意欲、就労に必要なPCスキル習得等を行い障がい者雇用の促進へと繋げながら、「全ての人にeスポーツを」浸透させていきます。 また、名古屋の中心部に「eスポーツ」「BLUE BEES」を世界に発信するスタジオ建設も予定しています。現在名古屋メシでも夫も人気な「元祖台湾ラーメン」で知られる味仙様には設立当初より応援いただいており、他のスポンサーと一体となって、ファンの獲得、グッズ収入の拡大、広告拡大など収益化に取り組んできます。名古屋発、日本から世界へと「BLUE BEES」を発信し続け「eスポーツ界のバルセロナ」を目指し名古屋はも落ちろん日本の活性化のために今後も邁進してまいります。※2021年6月号掲載時点での情報です