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「AIで、経費精算プロセスをレガシーからモダンへと変革させる」

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【朝賀 拓視氏 略歴】
1979年生まれ
早稲田大学国際教養学部中退。Thammasat大学経済学部留学。アクセンチュアにてクロスインダストリーでのデューデリジェンス実施による課題発掘からソリューションの策定、プロジェクト立ち上げまでを担当。2016年6月にMiletos株式会社を設立、取締役兼CVOに就任。現在、代表取締役社長兼CEOを務める。

【Miletos(株)】
設 立 :2016年6月20日
資本金 :1,388千円
所在地 :東京都渋谷区神宮前4-26-28 2階
事業内容:AIプロダクトの提供、コンサルティング、開発、運営事業、その他コンサルティング、開発支援事業

AIで、経費精算プロセスをレガシーからモダンへと変革させる


■創業の経緯

設立当初はVR事業、その後はオンラインコミュニケーションツール開発を行っていましたが、クライアントとの会話の中で「経費チェックの効率化」に大きなニーズがあると確信し、経費精査AIの開発が始まりました。2019年5月末のEXPOにて「SAPPHIRE」を正式にリリースをし、現在では約7万人を越えるユーザーの経費精査を扱っています。

■経理DX AIによる経費精査 『SAPPHIRE』

多くの会社では、従業員の方の交通費精算や通勤費処理が紙ベースで申請されるなど、「人と紙」から成り立つレガシー化したプロセスが職場の生産性を損なっています。
また最近では在宅勤務などが増え、通勤費の実費化に踏み切る企業も多く、担当者の負担が増加しています。
「SAPPHIRE」を導入すると、AIが通勤費・交通費の実費精算に伴う様々な人事・経理処理を自動化するため、従業員による申請入力が不要となります。申請者の入退館・出退勤情報、出張情報、スケジュールデータなど複数の情報から、AIが申請者の行動を予測し、課税ルールに則り、通勤費と交通費に自動仕訳し、基幹システムに連携することが可能です。 申請者は自動作成されたデータの内容を確認するだけ、経理担当者や人事担当者は「SAPPHIRE」が検知した「疑義のあるデータ」のみ確認を行えばよく、両者の負担は大幅に軽減します。

■事業マイルストーン

今後は提携業務パートナーを増やし、より多くの方に当社サービスをご利用いただきたいと考えています。モダンなプロセスのビジョンを提唱し、コンサルティング活動や、それを実現するための様々なAI製品群を提供していきます。
※2021年5月号掲載時点での情報です