「国産最高品質の『日本きくらげ』を、日本を代表する食材に」
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【山田 正一朗 氏 略歴】
生年月日:1954年7月1日 出身高校:立教高校
1977年立教大学社会学部卒業。(株)エックスキューブ代表取締役、ポストキューブシステム取締役、(株)情報システム総合研究所営業本部長、M2Mテクノロジーズ(株)取締役(新規事業開発担当)を経て、2015年東京リライアンス(株)執行役員就任。2016年8月日本きくらげを栽培している熊谷明男氏と出会い、同年11月日本きくらげ事業化準備室に参加。2017年日本きくらげ(株)設立に参画。同年3月非常勤取締役に就任。2020年7月より現職。
【日本きくらげ株式会社】
設 立 :2017年3月30日
資本金 :68,300千円(資本準備金含む)
所在地 :東京都中央区日本橋掘留町1-11-10 掘留ファーストビル8階
事業内容:日本きくらげの研究栽培販売、FC開発
従業員数:8名
国産最高品質の『日本きくらげ』を、日本を代表する食材に
■ きくらげの可能性
全ての始まりは、富士山の麓で国産のきくらげを育てていた熊谷(現・当社取締役)との出会いでした。これまで見たことのない大きさや厚みで、その美味しさにも衝撃を受けました。これを世の中に広めたいと集まった有志で2017年3月に設立されたのが日本きくらげ株式会社です。きくらげは、中国をはじめ、日本でも古来より不老長寿の食べ物として重宝されており、その栄養価は非常に高く「食べる漢方」と言われるほどの食材です。現在、きくらげは中国からの輸入が96%を占めていますが、過去には基準値以上の農薬が検出されるなど、安全な国産きくらげが求められています。当社では、無農薬かつさらなる旨味を追求した国産で最高品質のものを「日本きくらげ」と名付け独自規格としてブランディングするとともに、国産きくらげのシェアを30%以上にするリード役となることを目指します。
■IoT・ICT技術を駆使した誰でも農業参入できる栽培パッケージ
「日本きくらげ」は、その栽培ノウハウをコンテナ型の栽培プラントと最新のIoT・ICT技術を駆使した栽培管理を融合することで、僅かな土地さえあれば誰でも天候や環境に左右されず栽培可能なパッケージとして確立しています。これを栽培パートナー(フランチャイジー)に提供し、現在国内12箇所・34基で栽培が行われ、年間栽培可能量は100トンほどになっています。今後は、栽培コンテナを購入だけでなくレンタルでも導入可能にし、初期費用250万円から「日本きくらげ」栽培を始められるスキームも提案していきます。栽培パートナーは自ら顧客開拓もいただけますが、飲食店やスーパーなど当社独自の国内1,200を超える販売網を通して流通させることも可能です。今後は、従来の「生」や「乾燥」に加え「粉末」や「冷凍」、さらに栄養機能食品など商品ラインナップの拡充にも取り組んでおり、バイヤー向けのバーチャルマーケット開設も計画中です。このように多様な流通チャネルによる安定した収益確保を実現し、ゆくゆくはJAPANブランドとして海外展開も視野に入れています。
※2021年3月号掲載時点での情報です