「木造住宅設計をAI化し、安価で便利かつ安全な設計を提案する」
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【大山 雅充 氏 略歴】
生年月日:1963年6月10日 出身高校:刀根山高校
土木業(下水道事業、立坑掘削工)に約25年間従事。地盤業者(場所打杭・地盤改良会社)に約5年間従事。2015年2月(株)適正地盤設計協会設立、代表取締役就任。2017年6月(株)適正地盤構造設計に社名変更。
【株式会社適正地盤構造設計】
設 立 :2015年2月23日
資本金 :3,000千円
所在地 :大阪府大阪市北区中崎西1-4-22 梅田東ビル306号室
事業内容:構造計算・地盤設計及びセカンドオピニオン・建築設計監理
従業員数:3名
木造住宅設計をAI化し、安価で便利かつ安全な設計を提案する
■地産地消で進める耐震強化事業
日本で毎年建設されている約43万棟の住宅のほとんどは木造住宅であり、大手ハウスメーカーが手掛ける鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート)約13万棟以外の約30万棟は、地域の工務店や不動産ビルダー・設計事務所の設計施工で建設されています。しかし、建築基準法の特例により、小規模な木造建築物には安全性を確認するための構造計算が義務化されていない現状があります。当社は木造住宅設計のAI化によって、工務店・建築主に向けの安価で便利な地盤・構造設計を提案し、安心・安全な建設に貢献します。■地盤改良工事を適正化できる『スマートアレンジ』
2019年6月から、住宅地盤改良杭の安心セカンドオピニオンサービス『スマートアレンジ』を提供しています。従来の地盤改良工事では、杭を均等に配置し、必要以上の安全性は担保されながらも、杭の本数は過剰でコスト高になっていました。これを当社独自の構造計算ソフトを活用し適正な本数と杭径を算出することで、設計料を含めても安全に地盤改良工事費用のコストダウンが可能です。販売面では、地盤ネット(マザーズ上場)と提携しております。■改ざん防止機能付工事の⾒える化アプリ『Every Share』
現在開発を進めているのが、工事現場の状況を可視化するアプリ『Every Share』です。アプリ内で建物の工事データを見える化し、発注者(施主)や工事業者が、工事情報をリアルタイムに共有するシステムです。QRコードをスマホの位置特定に活用する特許申請の技術を活用し、データの改ざんを検知することも可能です。設計面では、『スマートアレンジ』、施工面では『Every Share』を活用してもらうことで、建築設計の現場にAI導入を促進し、安全性はもちろん確保しながら、地方の設計事務所・工務店により多くの収益性の高い仕事を提供することができるようになります。そのためにも、まずは地盤事業でデータ収集と蓄積を進めていくことによって、構造計算の精度向上を図り、SaaSモデルへの転換を早期に目指します。
※2019年11月号掲載時点での情報です