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「学校向け教材のシェアリングサービスのパイオニアカンパニー」

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【佐々木 孝 氏 略歴】
生年月日:1971年4月5日 出身高校:大分県立宇佐高等学校
熊本学園大学卒業後、トヨタ自動車系列住宅メーカーを経て2007年(株)アズ・サウンドミュージックを設立、代表取締役就任。2011年に商号を(株)アズコミュニケーションズに変更。


【株式会社アズコミュニケーションズ】
設 立 :2007年5月18日
資本金 :29,562千円
所在地 :福岡県福岡市中央区天神2-3-36-4F
事業内容:学校向けシェアリングサービスの提供
従業員数:38名



学校向け教材のシェアリングサービスのパイオニアカンパニー


■教育関連のシェアリングサービス

 当社は全国の学校・教育施設向けに楽器や武道具、部活用品などをレンタルするサービスを行っています。当社のサービスを利用することで、副教材費を大幅に削減でき、故障時の修理、メンテナンス費用も不要になります。また、授業で使用する期間、必要な台数だけ利用いただくため、教材の管理や紛失、破損の心配がありません。例えば筝10面を2週間のプランを200名で利用する場合、一人当たりの副教材費は600円程度まで抑えることができます。全国の中学校・高等学校を中心に全国1,000校以上の学校と継続取引があり、毎年シェアを拡大しています。

■教育現場の総合的なサポートを目指す

 日本の学校では、2000年の文部科学省の学習指導要領改定で中学校、高等学校において和楽器が必修化されたものの、楽器購入費用や購入後のメンテナンスのための高額な費用や、深刻な指導者不足等の課題が生じていました。当社はそんな教育現場の課題を解決すべく、和楽器のレンタルから事業をスタートしました。単なる教材のシェアリングサービスに留まらず、教員向けの指導情報の提供や講習会の開催によって授業に直結する指導案のノウハウ等の提供による情報のシェアにも取り組み、教員の効率的な授業をサポートしていきます。

■今後の事業展開

 今後も音楽科向けや、体育科向けの商材の拡充や教科の横展開で商圏を拡大し、学校で必要な商材を短期・長期問わずリーズナブルに提供していきます。最近では米村でんじろう氏の監修による幼稚園・保育園の理科の実験用コンテンツの提供も進めています。既存領域で利益を上げながら、2020年度からの新指導要領に対応し、今後も新しい領域に対しても挑戦していきます。近年中に上場を目指して準備を進めており、上場を経て学校への営業活動の際の信用獲得につなげるとともに、営業・マーケティング人材の獲得を強化したいと考えています。教員のサポートを通して、あらゆる教育現場を支える企業として事業拡大を目指します。

※2019年10月号掲載時点での情報です