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「「外国人労働者の製造業アウトソーシング業から福祉ビジネスのグローバル展開を目指す」」

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株式会社アバンセライフサポート
代表取締役 林 隆春さん

1950年5月13日岐阜県生まれ。大阪府立東住吉工業高校卒業。1970年4月(有)林産業設立。1980年 (株)シンメイ設立。1997年10月(株)アバンセコーポレーションに社名変更、代表取締役(現任)。2005年福祉・介護部門としてアバンセライフサポートを分社化、代表取締役就任。

設 立 :2005年4月
資本金 :50,000千円(株式会社アバンセコーポレーション、林隆春)
本 社 :愛知県一宮市新生3-9-1
事業内容:福祉・介護施設運営
http://a-lifesupport.co.jp/

「外国人労働者の製造業アウトソーシング業から福祉ビジネスのグローバル展開を目指す」

アバンセライフサポートは、愛知・岐阜を中心に有料老人ホームの運営、訪問介護事業などを行う会社です。老人ホーム、介護事業だけでなく、介護・福祉・医療分野の人材派遣や介護職資格者の育成にも力を注いでいます。

―製造業アウトソーシング会社よりカーブアウト
当社は2009年、介護保険制度が導入された年に?アバンセコーポレーションの一部として介護サービスを開始しました。現在では訪問介護・グループホーム・デイサービスなどサービスの内容を拡充し、行政の手がいきわたらず、なおかつ一部の企業のような利用者負担金の大きいサービスでもない、いわばその中間の存在となれるよう方策を練っています。

―福祉ビジネスのグローバル展開
当社は最短で3.5年後の株式上場を目指しています。新興マーケットである介護市場は急成長しており、当社も年間5?6棟の老人ホーム建設を予定しています。日本の高齢化は大変ですが、もっと大変なのは、日本の働く世代の平均年齢がもうすぐ50歳になることです。介護事業に外国人労働者を途上国から招く特区申請は、ほとんどが「国民のコンセンサスが得られない」で却下されています。ケアマネジャーがケアプランを立案してもサービスが受けられない高齢者が何千何万と今後は出てきます。親会社?アバンセコーポレーションの強みは外国人労働者6万人を受け入れてきた海外ネットワークにあります。当社は、国内でのローコストオペレーション体制確立と人材育成を行い、福祉ビジネスのグローバル展開に向けての布石を着々と打っています。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2014年2月号 - p17にてご覧いただけます