「アナログな消防業界をITの力でスマート化する」
=$DATE?> 公開
=$CORP_NAME?>
=$CORP_KANA?>
=$CORP_KANA?>
=$PERSON_POSITION?> =$PERSON_NAME?>
=$PERSON_KANA?>
=$PERSON_KANA?>
【都築 啓一 氏 略歴】
生年月日:1990年3月28日 出身高校:碧南高等学校
愛知県碧南市出身。名城大学中退後、飲食店経営、太陽光発電関係会社の経営を経て2018年当社設立、代表取締役CEO就任。
【株式会社スマテン】
設 立 :2018年4月17日
資本金 :30,000千円
所在地 :愛知県名古屋市中区栄2-2-23 アーク白川公園ビルディング5階
事業内容:『スマテン』の企画・運営・開発
従業員数:7名
アナログな消防業界をITの力でスマート化する
■消防設備点検業務のプラットフォーム『スマテン』
当社は、建物の点検・改修工事をしたい建物オーナーと個人の点検・改修資格者とのマッチングプラットフォーム『スマテン』の開発・運用を行っています。消火器や自動火災報知機、誘導灯などの消防設備は半年ごとの定期点検が法律で定められているにもかかわらず、実施率は46.7%に留まっています。その理由の1つとして、消防点検の仕組みがアナログで非効率的であることがあげられます。従来の建物の管理業務はエクセル等での管理が基本で、点検の依頼も電話やFAXが中心でした。また、点検資格者も紙の書類やエクセルベースでの点検票を作成していました。『スマテン』によって、建物管理者は管理・点検依頼をweb上でスマートに完結できるようになり、点検資格者は『スマテン』アプリ上で、仕事の検索から点検票の作成まで完了することができます。また、消防点検資格者に直接点検を依頼することで、これまで無駄にかかっていた仲介料が大幅に削減されます。競合サービスと比較して、管理・依頼の双方が全てweb上で完結する点が当社の特徴です。ビジネスモデルは、現地調査費は無料で、住宅やオフィスビル等物件の種類と規模に応じた料金を建物管理者からいただきます。その一部を当社の手数料として、残りを点検資格者に支払う仕組みです。
■今後の事業展開
今後は、消防点検からエレベーター、貯水槽の点検に進出し、不動産管理における設備メンテナンス全般に関わることで、ITの力を活用した生産性向上の仕組みを作ることを目指します。また点検士の高齢化や労働者不足の解消のためにも、若手人材の育成に力を入れて業界の活性化を図ります。2019年6月には水の生活救急車」「カギの生活救急車」などで知られるジャパンベストレスキューシステム(2453)から資金調達を実施しました。今回の調達を受けて、関東・東海地域から販路を拡大すべく、開発・運営体制の強化を図ります。将来的には株式上場や海外進出も視野に入れて事業を展開していきたいと考えています。消防業界、ひいてはビルメンテナンス業界全体を牽引していけるような会社づくりを目指します。※2019年9月号掲載時点での情報です