「1秒で欲しいもの・サービス・情報にたどり着ける仕組みを作る」

1秒で欲しいもの・サービス・情報にたどり着ける仕組みを作る

■目的から検索する新しい検索エンジンの開発

　インターネットが普及し、情報過多の時代の今、『情報過多により、欲しいものが見つからない』という新しい問題が通販を利用する上で消費者にとって大きな不満の１つになっています。この社会問題を解決するためには、消費者の購入目的（意図）を理解し、瞬時に何万という商品（データベース）の中から瞬時に商品やサービスを選び出すという「ドラえもんのポケット」のような目的検索エンジンを搭載したECサービスが必要であると考え、開発を進めています。
　独自の検索アルゴリズムの法則やAIを活用したEC検索エンジンを通して、買い手は「何をしたい」かという利用シーンによって、商品名やメーカー・ブランド名がわからなくても探し出せるようになり、またアルゴリズムがお客様の意図を組んで、目的を達成するのに「必要な商品やサービス」を一覧に出してくれるので、無駄にネットに時間を費やすことなく時短で買い物ができるようになります。出品者は、商品のメリットや側面（機能・効果）をアピールできるため、今までと違った販売方法（写真や商品名）以外の方法で販売促進できるようになります。
　販売方法は、①当社自身が在庫を持つ、②出品者の代わりに在庫管理から発送代⾏を行う③Amazonのようなマーケットプレイス型の3つのモデルを検討しています。また、余剰在庫を活用したレンタルモデルの導入も視野に入れています。

■今後の事業展開

　ECサイト『ポケットル』の外装はほぼ完了しており、今後実施する資金調達によってEC検索エンジンの実装を進めます。現状のECに不満を持っている層45万人をターゲットとし、3年後までにネット広告やSEO、CMや雑誌などのメディアを活用し、平均単価1万円/注文をしてくれる新規顧客650人を月ベースで獲得します。Amazonや楽天、メルカリなどの他ECプラットフォームが提供できないサービスや問題を解決し、将来的にEC業界をリードする企業の卵という立ち位置へ成長します。
　世の中に情報は溢れているのに、現在のITでは人が意図として探している情報を容易に探すことができません。私達は「１タッチ」で欲しいもの、サービス、情報にアクセスできる仕組みが当たり前になることを目指し、EC事業以外にも改革を進めて参ります。

※2019年8月号掲載時点での情報です