「マンション管理アプリで住人と管理者双方に貢献」

マンション管理アプリで住人と管理者双方に貢献

■不動産業界におけるIT化促進を目指す

　当社は、木全商店で不動産事業を手がけてきた私が設立し、店舗用居抜き物件検索サービス『ぶけなび東海』事業と店舗送客システムである初代『app-me!』事業を主に関東・東海エリアで展開してきました。店舗物件に特化した『app-me!』システムが一定の支持を得ることができ、「ネットワーク化された不動産」に手応えを感じたことを契機に、不動産事業経験を活かしてマンション管理アプリとしての『app-me!』事業を2014年にスタート、現在に至ります。

■マンションをアプリで管理する『app-me!』

　マンション管理会社向けの入居者管理アプリ『app-me!』を運営し、現在ダウンロード数は30万を突破しています。従来アナログに対応していた、入居者に対する各種お知らせやお困り事対応（チャット）、ゴミの日のお知らせなどをアプリ上で一括して行うことができます。費用は初期費用＋月額300円/戸で、オプションで雑誌・マンガ読み放題セットのプランもあります。入居者にとっても管理が面倒であったチラシや設備仕様書をスマホから確認することができ、利便性・快適性を向上することができます。

■今後の事業展開

　今後はプラットフォームとして追加機能開発やAPI連携を進め、より管理会社・入居者の双方にとって価値のあるサービスを目指して舵を切っています。現在、外部より精通した人材を招聘し、IoTゲートウェイデバイスの自社開発を進めております。まずは需要が顕在化しているレンタルオフィス、貸会議室向けに事業を開始し、将来的に住居向けのプラットフォームとの統合を図ります。「app-me!」としては2020年までにダウンロード数100万件を目指し、その後は社会的知名度・信用度の向上、資金調達能力の拡大のため上場を視野に入れた成長戦略を描いています。

※掲載時点での情報です