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「へき地や山間部でもITCの恩恵を享受できるサービス提供を実現したい」

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M2Mテクノロジーズ株式会社
代表取締役 竹迫 一郎さん

住友精密工業株式会社 創事業部長。当社はM2Mソリューションを長年手がけていた経営陣により、大手企業のサポートを通じ、新たに法整備化された無線帯域を活用し、「安価で利便性の高い」M2Mソリューション事業を手掛ける目的にて東京で設立。和歌山県の企業誘致により、2012年1月より和歌山県下の企業として事業運営する。MCPC award 2012 特別賞受賞。

設 立:2011年5月
資本金:52,750千円
代表取締役:竹迫一郎
所在地:和歌山県和歌山市黒田1-1-19  阪和第一ビル4階
事業内容:M2Mソリューション事業

http://www.m2mtech.jp/

ご家庭見守りサービス「絆-ONE」は、公共無線、インターネット、3G回線をハイブリッド(組合せ)に結び、宅内データを安価に取得・クラウドサーバーで適時処理し、デジタルの恩恵を享受しにくい高齢者の日々の生活支援サービス提供や緊急時対応を実現し、地域へ様々な「効果」を創造します。

へき地や山間部では、都市部では当たり前の光通信等IT環境がない地域も多く、低コストでのシステム導入・運用がなかなかできない状況にあります。そうした地域は高齢化も厳しく、安価に利用できる仕組みにて高齢者の方にもITCの恩恵を享受できるサービス提供を実現したいとの創業者たちの強い思いから実現しました。

1.人感センサー端末
インターネットへアクセスできる環境であれば、PC、モバイルなどを通じ、遠方に住まれているご子息が親御さんの日々のリアルタイム生活状況を確認することができます。

2.押すだけボタン端末
高齢者に優しい操作性の3つのボタンを押すだけで、システムから発信される信号を用途に応じてメール通知はもちろんのこと、コールセンター対応にて、(1)緊急時の対応、(2)家族への挨拶安否確認、(3)買い物代行などの“御用聞き”による日常支援サービス提供を実現しています。特に“御用聞き”サービスは、地域の様々な関係者(商店会、シルバー人材センター、社会福祉協議会、民間会社)を有機的に結び付けます。

3.クラウドサービス
すべての情報は、クラウドサーバーにてストーレッジされているため、官民一体となっての政策実現や地域の活性化連携が可能です。地方が抱えている諸問題解決のために活用できる有益な情報を提供いたします。

【注目企業】24時間緊急通報システム「アンシーン」(株式会社鈍渡技研電子工業)
【注目企業】介護の現場を総合的にサポートする「介護総合支援事業」(インフィック株式会社)

※全文は「THE INDEPENDENTS」2013年7月号 - p6にてご覧いただけます