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「理数系に特化したSTEM教育事業で教育革命を起こす」

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【中村 一彰氏 略歴】
1978年生まれ。帝京高校出身。2001年埼玉大学教育学部卒業後、(株)ゴールドクレスト入社。2005年(株)エス・エム・エス入社、新規事業、人事等に従事。2012年当社創業。時代に合った教育への改革を志し、民間教育/公教育の両面から実践に取り組む。

【株式会社ヴィリング】
設 立 :2012年10月10日
資本金 :20,000千円
所在地 :東京都杉並区天沼2-4-1 井上ビル3号館2階
事業内容:STEM教育スクールの運営・FC展開、学童保育、探究型学習スクールの運営
従業員数:100名(社員20名、パート80名)


No.904 株式会社ヴィリング


理数系に特化したSTEM教育事業で教育革命を起こす


■日本の教育の変容

2020年からプログラミングが学習指導要領の中に組み込まれるなど、日本の教育の形が大きく変化し始めています。教育市場1兆5000億円において特に作る・表現する・ITなどの分野は拡大する見込みですが、学校の授業や受験勉強の中ではなかなか身に着けることができません。このような時代の流れの中で、新しい教育スタイルであるSTEM教育に注目が集まっています。

■STEM教育スクール『STEMON(ステモン)』

STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育とは2000年代に米国で始まった教育モデルであり、科学・技術・工学・数学に重点を置いた教育を通して科学技術やビジネスの分野で国際的に競争力のある人材を育てることを目的としています。当社のスクール『STEMON』では、年長・小学1年生からブロック教材を通して身の回りにある機械の仕組みを学びながらプログラミングの基礎を学習します。小学4年生からは本格的なプログラミングでゲーム開発、ロボット制御について学び、論理的思考力を身に着けていきます。『STEMON』のプログラミング教育はこれまでに公立小学校10校で合計120時間程度実施されており、導入実績は日本一です。今期は東京都の教育委員会より4校と、大阪市の教育委員会から2校委託を受けています。

■主婦でも講師になれる独自カリキュラムを学習塾と連携して展開

当社が開発した独自のカリキュラムにおいて講師の役割は正解を提示することではなく、子供が自分で考えるのをサポートすることが中心です。特別な理系的知識は必要ないため、主婦や学生からも講師を確保することが可能です。当面は全国に48,000ある既存の学習塾を対象に、『STEMON』のフランチャイズ形式での全国展開を進めます。初めは7歳~9歳の子供をターゲットとして、次第に上下の年代へと領域を拡大していきます。

■STEM教育を通して創造力豊かな次世代リーダーを育成する

STEM教育事業と並行して探究型学習スクール『BOKEN』のプログラムを展開し、答えのない問題に対して自分なりの答えをつくりだす力を身に着けるための教育を行っています。2020年までにSTEM教育事業の中でトップになることを目指し、未来の社会のリーダーを担える人材を育成していきます。