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「テクノロジーで音楽・演奏をもっと楽しく」

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【廣井 真氏 略歴】
1967年生まれ。新潟高校出身。1989年新潟大学工学部電子工学科卒業。同年ヤマハ(株)入社、QYシリーズ開発。2012年Miselu Inc(米国サンフランシスコ)入社。2018年3月に第6回「しずぎん起業家大賞」で「技術分野創業部門優秀賞」受賞。

【QUICCO SOUND(キッコサウンド)株式会社】
設 立 :2013年7月25日
資本金 :10,000千円
所在地 :静岡県浜松市北区新都田1-3-31 浜松都田インキュベートセンター
事業内容:オーディオ用ワイヤレス機器の企画・製造・販売
従業員数:2名


No.898 QUICCO SOUND株式会社


テクノロジーで音楽・演奏をもっと楽しく


2018年8月22日 静岡インデペンデンツクラブのようす


■「楽器の町」浜松発ベンチャー

当社は、浜松の楽器メーカーであるヤマハ出身技術者やデザイナーを中心メンバーとするベンチャー企業です。『OKARA(Outworn equipment Keeping Audio Radio-wave Adapter:使い古した機器をずっと使い続けるためのオーディオ無線アダプタ)』をコンセプトにかかげ、古くなった愛用のオーディオ機器や楽器を再び輝かせる製品を、ワイヤレス技術を生かして開発・販売しています。

■愛用オーディオ機器をスマホ対応に

『OKARA oh.1』は、Bluetooth非対応のオーディオ機器でスマートフォンの音楽をワイヤレスに楽しむための高音質Bluetoothレシーバーです。低ノイズ・低歪みかつ応答性に優れ、原音に忠実な再生が可能で、基板/筐体設計・木材加工・塗装・組み立てにいたるまで、全てを静岡県浜松市にて生産しています。『OKARA oc.1』は、世界初のUSB端子に差し込んで使用するカーオディオ用のBluetoothレシーバーです。当社独自の仮想オーディオファイル技術(特許出願中)が、スマートフォンからのデジタル転送でBluetooth音声の連続再生を可能としました。

■日米のクラウドファンディングで資金調達に成功

『OKARA oh.1』は、Bluetooth非対応のオーディオ機器でスマートフォンの音楽をワイヤレスに楽しむための高音質Bluetoothレシーバーです。低ノイズ・低歪みかつ応答性に優れ、原音に忠実な再生が可能で、基板/筐体設計・木材加工・塗装・組み立てにいたるまで、全てを静岡県浜松市にて生産しています。『OKARA oc.1』は、世界初のUSB端子に差し込んで使用するカーオディオ用のBluetoothレシーバーです。当社独自の仮想オーディオファイル技術(特許出願中)が、スマートフォンからのデジタル転送でBluetooth音声の連続再生を可能としました。

■今後の事業展開

今年6月には古いシンセサイザーを最新のiPadアプリで演奏可能にするユーロラックモジュール「mi.1e」を新たにリリースしました。また、やまと興業に技術協力をおこなった「Bluetoothペンライト」は、iPhoneで無制限に光を制御することができ、音楽ライブなどのシーンでの利用が見込めます。自社商品の開発過程で生まれた技術のライセンス提供もおこないながら、「テクノロジーで音楽・演奏をもっと楽しく」というチャレンジに取り組んでいきます。