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「チャットボット・AIスマートスピーカーの開発」

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【島谷 直芳氏 略歴】
1975年生まれ。三国丘高校出身。1998年大阪大学法学部卒業後、(株)富士通パソコンラボ入社。Windowsを中心とした技術サポート、ソフトウェア開発を行う。2001年富士通(株)モバイルフォン事業本部配属、FOMA初期モデルのOSライブラリ開発。2003年島谷中小企業診断士事務所開業。2006年2月(株)プロモ・ラボ設立、代表取締役副社長就任。2006年6月当社設立。

【株式会社メタバーズ】
設 立 :2006年6月2日
資本金 :28,100千円
所在地 :京都市中京区観音堂町466番地
事業内容:チャットボット・AIスマートスピーカー開発ほか


No.894 株式会社メタバーズ


チャットボット・AIスマートスピーカーの開発



2018年8月3日 京都インデペンデンツクラブのようす



■誰でも簡単にチャットボットが作成できる『Botbird』

当社では2012年からチャットボットの開発ツール『Botbird』の開発とサービス提供を行っています。チャットボットとはテキストや音声を通じて、会話を自動的に行うプログラムのことです。『Botbird』では、スマートフォンのアプリで会話のシナリオを入力するだけで簡単にLINEやTwitterなどの文字ベースの媒体、AIスマートスピーカーなどの音声ベースの媒体の双方にボットを出力することが出来ます。昨年末からいち早く音声会話にも注目し、全てのシステム・ソリューションが音声にも対応している点は他社にはない強みです。

■一般消費者向けから企業向けへ進出

これまでは一般消費者向けに『Botbird』を提供してきました。口コミによる拡散で2012年からの利用者は13万人に達し、作成されたチャットボットのキャラクター数は約10万種類になります。一般消費者は基本的に無料でチャットボットを作成でき、追加機能に応じて月額課金制のモデルを取っています。2016年頃からは今までの一般消費者向け事業で培ってきたノウハウを企業向けに提供し始めました。初期費用0円、月額1万円からという低コストでの導入が可能で、プロモーションやEC、カスタマーサポート、社内情報共有などにチャットボットが活用されています。例えば社内問い合わせをチャットボットが処理することで、バックオフィス部門の業務改善が期待できます。

■今後の事業展開

今後は企業向けのチャットボット作成ツールの拡大に注力しつつ、将来的にはAIボットを自由に売買できるオンライン上のマーケットプレイスの開設を目指しています。一般消費者と企業の双方と取引があるという強みを活かして、個人の作成したAIボットを企業のネットサービスやアプリなどに対して販売することができるプラットフォームを開設します。AIボットに時給を設定し、企業は任意の時間だけボットを利用することができる仕組みを整えます。20年以内に100億のAIボット流通を目指しており、開発人材の増強とプロモーションに注力していきます。