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「納豆菌による水質浄化『バイオブロック』」

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株式会社ビッグバイオ
代表取締役 阪本 恵子さん

1953年10月4日生
1972年 熊本県立大津高校卒業、日本電電公社(現NTT)勤務後、
2000年 有限会社ビッグバイオ設立、代表取締役就任
2006年 創業・ベンチャー国民フォーラム起業家部門特別賞受賞
2010年 全国商工会議所女性連合会第9回「女性起業家大賞」最優秀賞受賞

設立:2000年9月22日 資本金:46,000千円*熊本県起業化支援センター出資先
所在地:熊本県宇城市小川町西海東2100
事業内容:微生物を利用した水質浄化用商品の研究、開発及び製造
http://www.big-bio.com/top_j.html

「『自然に戻そう自然の力で』をコンセプトに、次世代の水環境ビジネスを提案します」

当社の商品は納豆菌などの微生物をはじめ、全て天然・自然のものを利用しています。自然界の有用微生物であるBB菌(納豆菌)を最大限に活用した水質浄化用『バイオブロック』を開発、「自然に戻そう自然の力で」をコンセプトに、環境浄化製品群で次世代の水環境ビジネスを提案します。

【1】水質浄化関連商品
飲料水や水道水には大手の企業が進出をしていますが、中小河川や湖沼や工場排水の浄化には莫大な費用をかけられず放置の状況です。そこで簡単に使用が出来安全で水質改善が出来る製品が求められています。当社ではマグネシア結合剤による納豆菌入り水質浄化ブロック『バイオブロック』を開発、水汚染・海汚染の水質改善に貢献していきます。
(販売先)国内・海外の公共事業、製造業排水処理

【2】感染症防止商品
汚水処理施設の未整備による【蚊】の異常発生で、マラリア・デング熱等の感染症が大問題となっています。当社では【蚊】の成長ホルモンバランスを崩し成長を抑える製剤「ZEROMOZ(ゼロモズ)」を開発しました(国内外特許申請中)。
(販売先)中国・東南アジア・アフリカ・スリランカなどの公共事業

【3】防カビ対策商品
日本では安全性の観点から化学薬品系の防カビ材を使用しない傾向にあります。そこで化学薬品に代わる天然由来の有用微生物の力を利用したカビ処理剤を開発しました(特許取得済)。
(販売先)国内代理店、カタログ通販、インターネット通販

■大学との活発な共同研究活動
九州大学(松永教室)→水質浄化ブロック(微生物入)の河川・湖沼投での浄化方法
熊本大学(佐田富教室)→水質浄化ブロック(微生物入)とバブル発生装置での水質浄化方法
長崎大学(熱帯医学研究所高木教室)→微生物による【蚊】発生防止方法
佐賀大学(染谷教室)→微生物による【カビ】発生防止方法
崇城大学(野村教室)→微生物による【環境改善】方法
崇城大学(岩原教室)→海水由来(マグネシア)の接着剤

■海外への新展開
(1)中国展開においては、北京在合弁企業の天津工場にて現在公害問題になっている中国の火力発電所から出た石炭焼却灰を使った「新型水質浄化ブロック」を開発しました。中国は世界の6%程度の水源しか持たなく南北に偏在しているため、深刻な水不足解消と水質浄化が求められています。
(2)マレーシア薬品研究所での効果試験は蚊の発生が99.9%抑えれたという結果が出ています。
(3)スリランカからの発注もあります。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2013年4月号 - p7にてご覧いただけます