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「駐車場シェアリングサービス『スマートパーキング(Smart Parking)』」

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【吉川 幸孝氏 略歴】
1991年11月8日生まれ。2010年4月中部大学英語英米文化学科に入学、2011年8月〜11月に米国オハイオ大学に語学留学。2012年7月、(株)シードの代表取締役就任。2014年3月に中部大学を卒業、同年4月よりビジネス・ブレークスルー大学経営学部グローバル経営学科に入学。

【株式会社シード】
設 立 :2002年4月15日
資本金 :55,000千円
所在地 :愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー40階
事業内容:駐車場シェアリングサービス「スマートパーキング(Smart Parking)の運営
従業員数:10名


No.811 株式会社シード


「駐車場シェアリングサービス『スマートパーキング(Smart Parking)』」



■スマホで支払う駐車場

『スマートパーキング』は、空きスペースをコインパーキングとして貸し借りできる駐車場シェアリングサービスです。土地のオーナーは自宅などの空きスペースを、設備投資など不要で気軽に駐車場として提供することができ、ユーザーはスマートフォンを通して気軽に駐車場を分単位で借りることができます。2016年3月よりサービスを開始し、現在は全国約1,300箇所で展開しています。

■余っている土地や駐車場を有効活用

『スマートパーキング』の最大の特徴は、空きスペースにBluetoothの発信機が搭載されている「三角コーン(ビーコーン)」を設置するだけで、その場所を駐車場として利用できることです。オーナー(貸主)は「ビーコーン」を置くだけで、設備投資、初期費用、運営費用は一切不要です。空いている土地だけでなく月極駐車場の空き区画や賃貸マンションの空き部屋に付帯する駐車場などを有効活用でき、不正駐車対策にも効果があります。

■料金精算がキャッシュレス

スマートパーキングを利用する場合、アプリをダウンロードしたスマートフォンでマップ上の空き駐車場を検索します。駐車場を決めたらその場所までのナビもしてくれます。入出庫はスマートフォンを専用カラーコーンに近づけるだけと簡単です。駐車料金は利用した分だけ支払う仕組みで、クレジットカードでの決済となりますので、利用時にいちいち現金での支払いを行う必要がありません。

■『スマートパーキング』を社会のインフラに

名古屋近郊から東京や大阪といった都心をはじめ、日本全国にスマートパーキングを普及させるのが目標です。 目指すのは、スマートパーキングが社会のインフラになることです。将来的には、コインパーキングに当たり前に停めるように、スマートパーキングに当たり前に停めてもらえる世の中にしていきたいです。

記事掲載日:2017年10月6日