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「「大学発ベンチャーへの投資戦略(2)」」

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経済産業省にて、VCファンドなど未公開企業投資ファンドの根拠法となった「投資事業有限責任組合契約に関する法律」(投資事業有限責任組合法)及び関連金融法制・税制・会社法制の改定を主導するなどベンチャー企業振興、産学連携施策等に従事。複数のベンチャー企業経営を経て、三井住友海上キャピタル株式会社において国内外におけるベンチャー企業の投資開発および経営支援に従事。東京大学経済学部卒業。コロンビア大学経営学修士課程(MBA)修了。

2013年12月に京都大学より「京大ベンチャーファンド2号」の運営民間事業者認定を受けて以来、京都、東京、シリコンバレーを拠点に、革新的な技術シーズやンビジネスモデルに基づきグローバル展開を目指すベンチャー企業へ投資しています。投資先は、iHeart Japan(株)(京都大学iPS細胞研究所発ベンチャー)、(株)お金のデザイン(京都大学発グローバル資産運用サービス)、NOTA Inc.(スクリーンショットの共有ツール「Gyazo」開発運用)、(株)メガカリオン(ヒトiPS細胞から作成する血小板製剤の開発)、(株)ファームシップ(農業×ICT×流通ベンチャー)、(株)FLOSFIA(京都大学発ミストCVD成膜技術専門企業)、クオン(株)(消費者コミュニティの開発運営)などです。
2015年11月には「みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合」を設立、京都大学に関連する研究者・OB人材等や京都大学及び全国の研究機関等における最先端技術を利活用するベンチャー企業へ投資・経営支援を行っていきます。現在のファンド総額は約20億円、最終的には年内に総額約60~80億円まで拡充する予定にしています。

【株式会社みやこキャピタル 会社概要】

設立:2013年9月
本社:京都府京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
代表取締役パートナー:山口哲史(元ジャフコ投資本部長)、菅谷常三郎(元ジャフコアメリカCEO)、岡橋寛明(経済産業省出身)

大学発ベンチャーへの投資戦略(1)~(株)慶應イノベーション・イニシアティブ 山岸広太郎氏
大学発ベンチャーへの投資戦略(3)~日本ベンチャーキャピタル(株) 奥原主一氏

―2016年8月3日京都インデペンデンツクラブ in KRP-WEEK(京都リサーチパーク)にて