「2月15日京都インデペンデンツクラブ@KICK」
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公益財団法人京都産業21 けいはんな支所長 林 靖 氏
イーセップ株式会社 代表取締役 澤村 健一 氏
ミツフジ株式会社 代表取締役 三寺 歩 氏
<イベントレポート>
2016年2月15日京都インデペンデンツクラブ@KICK
【開催挨拶】林 靖 氏(公益財団法人京都産業21 けいはんな支所長)
「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」は、平成22年に閉館した「私のしごと館」を、国際的なオープンイノベーションの拠点として再生させるため、国から京都府が譲り受けた施設です。平成27年4月から公益財団法人京都産業21がKICKの管理運営を行って、先端的な研究施設の集積に向けて取り組んでおり、既に13の企業等が入居されて、様々な研究開発プロジェクトを推進されています。近年、ここ関西文化学術研究都市においては、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、情報通信研究機構(NICT)等に加えて、昨年、サントリーグループの新たな研究開発拠点「サントリーワールドリサーチセンター」がオープンするなど研究機関の集積も進んでいます。京都府ではこのKICKを関西イノベーション国際戦略総合特区の中核として機能させ、健康・医療、エネルギー・ICT、農業・食料、文化・教育などの分野で日本の成長を支える研究開発拠点となるよう、京都・けいはんなの強みである企業、研究機関等との連携を通じた取組を推進しています。【事業計画発表会①】イーセップ株式会社(代表取締役 澤村 健一 氏)
<事業概要>独自開発のセラミックフィルターによって、水・水素・Co2をナノレベル分離し、化学プラントの50%以上の省エネ効果を実現する。販売先はプラントエンジニア会社となる。昨年5月の事業計画発表会からの変化点は、増資(NVCC、中信VC)及びKICKへの本社移転で開発体制を強化。今後は製品供給体制が課題。
<コメント>
プラントメーカーの製品導入にはトップダウン営業になるが、メタウォーター(9551)、日揮(1963)、ナガオカ(6239)などの類似会社はグローバルもしくはニッチ戦略を採用している。製造業のIPOは、工場関連法案への対策、為替・原油動向を織り込んだ月次決算づくりなど、ハードルが上がっている。(株式会社AGSコンサルティング 大阪支社長 渡邉 高広 )
―企業紹介(ナノセラミック分離膜を省エネ分野へ展開:イーセップ株式会社)はこちら
【事業計画発表会②】ミツフジ株式会社(代表取締役 三寺 歩 氏)
<コメント>ベンチャー企業が狙うには100億円ぐらいの市場が規模はちょうどよい。銀は高いが加工コストは安い。課題はウェアラブル市場でのブランディング確立。取引先は大企業ばかりなので製造開発における契約内容も重要になる。(内田・鮫島法律事務所 代表弁護士 鮫島 正洋 )
―企業紹介(伝統産業をウェラブルIoTに発展:株式会社ミツフジ)はこちら
【起業家スピーチ】
「映像+音+香!」株式会社アロマジョイン(代表取締役 金 東煜 氏)「究極の省エネTHE SAVER」株式会社ライフブイ(顧問 宮田 達也 氏)
―2016年2月15日 けいはんなオープンイノベーションセンターにて