「安心・信頼される廃棄物処理サービスを通じて<br>お客様の利益に貢献する」
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リヴァックスグループ
代表取締役 赤澤 健一さん
1984年 近畿大学卒業。84年 大栄サービス入社。2002年 同志社大学大学院卒業。04年 大栄サービス代表取締役社長就任。09年株式会社リヴァックスに社名変更。
本社:兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-16 TEL:0798-47-7626
設立:1974年3月 資本金:81,000千円
http://www.revacs.com/
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―リヴァックスグループ事業概要リヴァックスグループは、一般廃棄物から産業廃棄物の収集運搬、中間処理や総合リサイクル事業を行っています。1960年代より廃棄物処理を手がけてきた先駆者として、「発生抑制(Reduce)」「再使用(Reuse)」「再資源化(Recycle)」「適正処理」というサービスの提供を通じて産業界が果たすべき責任の一翼を担うとともに、自らも『循環型』の事業の特性を活かし持続可能な社会の形成に取り組んできました。
―社名に込めた想い
「Re」をキーワードとしてお客様のニーズから新たな事業機会を見出し、枠組みを越えて再構築、事業化する取り組みを行ってきました。そして今後も新たな取り組みを続けていく事業への道筋は、Equity(公明正大)なEnterprise(事業)で、Economy(経済的)でEcology(環境配慮)やEnergy(エネルギー・活力)を社会に供給することだと考えています。その結果として、社会やお客様がValue(価値)あると感じるものをMax(最大限)にし、この活動を通じてCommunity(社会)とCustomer(お客様)にSatisfaction(満足)を提供し続ける存在でありたい。そんな想いからネーミングしました。
―廃棄飲料処理で新規分野を開拓
「期限切れ等で廃棄される未開封飲料のリサイクル処理サービス」で2009年12月第6回エコプロダクツ大賞(主催:日本経済新聞社等)のエコサービス部門において、エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞(奨励賞)を受賞しました。これまでは廃棄飲料は分別が難しく多くが焼却処理されていました。そのため処理コストと処理に時間がかかっていましたが、当社のシステムでは専用の保管倉庫で保管した廃棄飲料をまず破砕施設にて容器と中身に分離します。容器のペットボトルや紙類は再資源化し、中身の飲料は乾燥施設でバイオソリッド燃料として生まれ変わるといった一貫したリサイクルシステムを確立しました。この事業では関西だけではなく関東・中部からも依頼が増え、多くの大手飲料メーカー様とお取引が広がっています。
―CSR活動にも注力
大栄では『環境・社会活動報告書2009』を2010年に、『東洋経済新報社・グリーンリポーティングフォーラム』が主催する「第13回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞」で環境報告書賞部門で優良賞を受賞しております。廃棄物処理事業は、産業界ばかりでなく市民生活の社会的な基盤であると考えておりますが、施設建設や事業運営は地域社会に大きなインパクトを与えます。そのためにも事業活動のプロセスに企業市民としての意識、社会的公正や環境への配慮を組み込み、社員・お客様・地域社会・行政などのステークホルダーに情報の開示や透明性の確保、更に説明責任を果たすことで信用・安心を築くことが何よりも重要と考えております。
―遺品整理サービス「リリーフ」
2010年より専門部署を設け、「丁寧に素早く」をモットーに遺品整理サービスに取り組んでいます。無料で遺品整理現場を訪問・調査し、ご依頼主様からの情報を加味した上でお見積りをお出しします。遺品は大切な形見分け品・買取品・不用品へと分類した後に、処分いたします。東日本震災後に創設された民間資格「遺品整理士」においては、当社社員が認定を受けております。また、スタッフには「おあとびと」という名称を設け、単に遺品を整理するだけではない、ご依頼主さまの立場にたった信頼あるサービスを心がけております。近年、様々な社会背景から孤独死が増えてきています。リヴァックスグループでも、遺品整理ビジネスを「ソーシャルビジネス」と位置付け、きちんと専門性と実績を積み重ねていきたいと考えています。
※全文は「THE INDEPENDENTS」2010年6月号 - p16-17にてご覧いただけます