「マイクロ波化学㈱、㈱スープアンドイノベーション」
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早稲田大学
商学博士 松田 修一 氏
1943年山口県大島郡大島町(現周防大島町)生まれ。
1972年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。
1973年監査法人サンワ事務所(現監査法人トーマツ)入所、パートナー。
1986年より早稲田大学に着任し、ビジネススクール教授などを歴任。日本ベンチャー学会会長、早大アントレプレヌール研究会代表世話人も務める。
2012年3月教授を退官後、株式会社インディペンデンツ顧問に就任。
インデペンデンツクラブ会長
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No.640 1.マイクロ波化学株式会社(代表取締役 吉野 巌 氏)
①日本初の化学品工場の製造プロセス革新の堅持を
実験プラントの建設を含めすでに産業革新機構をはじめ多くのVCから30億円弱の資金を調達しています。100年変わらない化学産業を根底から変革する可能性のある技術であるので、グローバルベースでの展開が不可欠です。日本の化学産業にとって基本技術であるという立場を、合弁事業でまず確立していただきたい。②合弁事業又は連携にあたり技術エンジニアリング事業としての自由度の確保
日本でもマイクロ波技術を導入してみようとするファーストペンギン会社が現れています。活用可能性が明確になると、高収益力の外国を含むグローバル巨大企業からマイクロ波技術のエンジニアリング会社の囲い込みが始まります。化学産業の変革という視点から常に技術のフリーハンドを維持するように、知財の確立、契約交渉及び内容については特に注意を払っていただきたい。③ビジネスモデルの明確化と連携先の絞込み
スケールアップ知財とアプリケーション知財をベースに、儲かる価格帯と事業規模可能性で、事業領域をマッピングしています。合弁顧客から初期の事業開発収入と事業稼働によるプロフィットシェアのビジネスモデルで、単独工場は持たない考えです。スケールアップの壁の解決を実証して見せているので、興味を持つ国内外の会社は多いが、合弁等連携先と確実な連携成果の事例が出せるように、連携先の絞込みが不可欠です。No.641 株式会社スープアンドイノベーション(代表取締役 室賀 康氏)
①PE&HR株式会社の連結子会社としてのグループIPO
当社の単独の上場ではなく、インキュベーション投資を行っているPE&HRグループとしてのIPOです。親会社にとっては、インキュベーション事業の成功事例を出すことによって今後の事業拡大が可能になり、当社にとってはスタートダッシュの資金を確保しながら事業の進化と拡大にのみ注力することが可能になりました。今後インキュベーション投資会社として、PE&HRは、若く、志の高い起業家の成長支援するモデルを確立していただきたい。②スープ業態の進化に期待
野菜・肉・魚等の具沢山のスープを提供するときに味を落とさないで、女性がひとりでも気軽に白いご飯と一緒にしっかり食べられるスープ専門店を、FC方式で提供するビジネスモデルです。立地は2~3等地で、人口10万人の地域に出店を考えているという意味で、スープ業界のモスバーガーに、出店戦略が近いと言えます。FC事業の採算性や店員の方の確保等ローコストオペレーションをを実現するために、常に進化し続けています。食品・レストラン業界は、レトルト食品、乾燥食品、多様なレストラン業態と、競争激戦区です。いかにブランド構築をし、若い女性の口コミ情報で市場に浸透するスピードが不可欠です。③FC戦略の落とし穴の回避
自己資金の負担を軽くし、スピードを上げた市場浸透には、FC方式が最適であるのは確かです。事業を急拡大するために、特定の拡大可能性の高いFC先を選定しがちです。しかし、過去規模を拡大し、力を付けたFC先の離反劇は枚挙にいとまがありません。当社も当面の目標を2千店に置いていますが、セブン・イレブンが、コンビニで独走した「FCと本部+直営店」戦略を行ってきたかを、勉強してください。2015年12月7日東京インデペンデンツクラブ 東京21cクラブにて