「「創業から上場まで、そして上場後の成長戦略」」
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【森 雅弘 略歴】
1963年石川県出身。1988年金沢大学大学院修了後、㈱リクルートに入社。1996年㈲フューチャーワークス代表取締役に就任。2005年11月㈱スマートイメージと合併し、㈱ショーケース・ティービーに社名変更。2015年3月19日東京証券取引所マザーズ市場に上場(3909)。
【株式会社ショーケース・ティービー 概要】
設 立 :1996年2月1日
所在地 :東京都港区赤坂3-21-13昭栄赤坂ビル4F
市 場 :東証マザーズ(3909)
事業内容:Webサイト最適化技術により成功率を高める「ナビキャストシリーズ」の提供、およびDMPを活用したWebマーケティング支援
【バックナンバー】
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当社は「インターネットにおもてなしの心を」というコンセプト、すべての人に、すべてのデバイスで、すべての利用シーンにおいてWebサイトを「見やすく、わかりやすく、入力しやすく」することを目的に事業を行っています。Webサイトを最適化する「ナビキャスト」シリーズは、大手顧客を中心に累計6,100契約以上の導入実績があるSaaS型(ASP型)クラウドサービスです。この安定的で収益性の高いストック型ビジネスモデルによって、売上高成長率20%以上、経常利益率20%を達成、今期売上12億円、経常利益は261百万円を予想しています。
■ 創業から上場までのギアチェンジ
私も副社長の永田もリクルート出身でそれぞれが自分の会社を経営していましたが、2005年に両社が合併して第2ステージが始まりました。当初4年間は赤字続きでしたが、今年3月19日に東証マザーズ上場できました。その成功要因は、①信頼できる投資家との出会い、②知財戦略(特許戦略)、③受託・下請けから完全撤退とASPモデルへの転換、④ニッチトップ戦略、⑤大手顧客獲得への集中戦略、の5つでした。■ 頼りになる投資家からの出資と助言(PE&HR山本社長)
資金調達は1勝29敗。しかしこの1勝が一生の恩人となりました。2006年、片っ端からVCを訪問しましたがことごとく断られ、唯一出資いただいたのがPE&HR社でした。「資金が足りないなら自身も出資しなさい」「赤字?それなら役員報酬をカットすればいい」と厳しい事をさらっと言われます。一方で営業に苦戦していると「私があの社長に紹介の手紙を書きしょう」とも。お金も出すが口も出す投資家で本当によかったと思っています。■ 知財戦略(内田・鮫島法律事務所)
第1ラウンドの資金調達が終了した2006年末に、突然、競合先から特許に関する警告書が内容証明郵便で来ました。おせち料理が喉を通らず憂鬱な正月を過ごしました。これが知財戦略のキッカケになり、新製品開発毎に特許申請しており現在は国内外で7件の特許を取得しています。2012年から内田・鮫島法律事務所にお世話になり、ベンチャーだからこそ知財(特許)を意識したビジネス展開の重要性を認識しました。内田・鮫島法律事務所には「特許取得のコツ」「特許は取得が目的ではなく、活用が目的」「訴訟で勝つことではなく、ビジネスで勝つことがゴール」などをアドバイスいただき大変感謝しています。■ ネットで、おもてなしを、世界へ
ネット分野において先進的な技術やコンテンツをもつ企業と積極的なアライアンスを組み、差別化されたクラウドサービスをスピーディに開発・提供していきます。上場時の調達資金をもとにベンチャー企業への投資も行っています。中長期的な戦略として、大きな拡大が期待されるネットとリアルが融合する分野に対し、当社のWeb最適化技術をベースとしたおもてなし機能やノウハウを展開していきます。そして企業理念である「豊かなネット社会を創る」を実現していきたいと思います。*2015年11月9日東京インデペンデンツクラブ@東京21cクラブにて