「アジア最大の中古建機マーケットプレイス「ALLSTOCKER」」

働く機械の国際オンライン取引所 「ALLSTOCKER」を運営。
機械の品質管理から決済、国際運送までワンストップで提供する
地球標準の取引所創設を目指す起業家。

―ALLSTOCKERとは何ですか？

ALLSTOCKERは中古・新品問わず建設機械、農業機械、車両から工作機械に至るまで、産業機械全般を売買できるオンライン取引所です。巨大な市場規模に見合わない昔ながらの取引が常態化していた業界に、大型・高額商品に最適化された世界共通の機械取引の場を設けるべく、今年3月にβ版を立ち上げました。

■ 中古建設機械マーケットプレイス「ALLSTOCKER（オールストッカー）」

―立ち上げ直後より世界中から反響があったとのことですが。

海外への発信をほぼ行なってこなかったにもかかわらず、サービス公開直後から多数のアクセスやお問い合わせがありました。現在では東南アジアを中心に150ヵ国近いユーザーがALLSTOCKERを利用しており、中には大型機械数十台分の買い付けリストを送りつけてこられる方がいる程です。国内外の展示会やオークションを始めとする業界イベントにも積極的に参加し、国内外のバイヤーや建設業の方々を筆頭に1,000人超の業界人の方々の生の声を聞きつつ事業開発を進めた結果、β版にもかかわらず累計15,000台超の機械掲載台数を達成しました。

―海外展開を視野に入れていますか？

はい。私たちの目標はALLSTOCKERを地球規模の取引所とすることです。現状では日本の機械を海外の方が購入する動きが主流ですが、近い将来、世界中で出品される機械を世界中の人々が購入できる体制を整える予定です。

―通常のECサイトとの違いはなんでしょうか？

建設機械を始めとする産業機械のような大型・高額商品の取引には、それに適した特殊な決済や運送、品質管理の仕組みが必要です。ALLSTOCKERではメガバンクや法律専門家、運送会社等と連携しつつ、世界に一つだけの取引システムやカスタマーサポート体制を構築しユーザーにとっての利便性を追求しながらも、公平中立な取引所然とした環境づくりに励んでいます。

―資金調達の状況について教えてください。

2015年9月にGMOVenturePartnersから1億円、複数の著名エンジェル投資家からも出資を受け、総額1億円超の第三者割当増資を行いました。これを機に10月から東京八丁堀にオフィスを新設、開発・営業体制を更に強化し事業拡大に取り組んでゆきます。

【プレスリリース】働く機械の国際オンライン取引所ALLSTOCKER、独自の決済・運送機能を携えサービス開始

＜第208回事業計画発表会＞

SORABITO青木隆幸社長には下記開催の事業計画発表会にてプレゼンいただきます。
・2015年11月9日東京インデペンデンツクラブ＠東京21cクラブ コラボスペース（新丸の内ビル10F）

※「THE INDEPENDENTS」2015年11号 - p12より全文掲載