「下町ロケットとベンチャーキャピタル」
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【國本 行彦】
1960年8月21日生。東京都立志村高校卒業。
1984年早稲田大学法学部卒業後、日本合同ファイナンス(現・JAFCO)入社。
2006年(株)インディペンデンツ設立、代表取締役就任。
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池井戸潤原作の「下町ロケット」がTBSドラマで始まりました。作中人物の知財専門弁護士である神谷修一は、インデペンデンツクラブ理事の鮫島正洋弁護士(弁護士法人内田・鮫島法律事務所)がモデルです。最近の鮫島さんは知財の講演で全国を飛び回っています。知的財産はTPPでも注目されていますが、ベンチャー企業の経営戦略にとっても重要性が増しています。
「下町ロケット」にはベンチャーキャピタル(VC)も登場します。ナショナル・インベストメント社は佃製作所の技術力を評価して転換社債1億50百万円を投資します。売上100億円、自己資本は厚くても営業赤字で資金繰りの厳しい佃製作所に金融機関は融資しません。VCは将来有望な未上場企業への投資を専門にしている会社として紹介されましたが佃社長はその存在を知りませんでした。マトリックス・パートナーズというバイアウト型VCも登場します。こちらは会社オーナーである佃社長にエグジットを勧めます。「下町ロケット」の放送を機にVCの存在や役割を多くの人が知ってほしいと思います。
ロケット打ち上げ成功後に佃社長は「挑戦の終わりは新たな挑戦の始まりだ」とスピーチします。佃製作所も間違いなく株式上場を目指していくでしょう。
※「THE INDEPENDENTS」2015年11月号 - p2より