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「未来のコミュニティを支えるスマートエネルギーシステムの構築に向けて」

公開


株式会社PALTEK[JQS:7587]
代表取締役社長 高橋 忠仁さん

1948年 鹿児島県屋久島生まれ
1968年 鹿児島工業高等専門学校 電気科卒業
1974年 中央大学法学部中退
1975年 AIUインシュアランスカンパニー入社
1978年 株式会社MMIジャパン入社
1982年 当社設立、代表取締役社長就任
1998年 当社を株式店頭公開

住所:横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル6F TEL:045-477-2000
設立:1982年10月 資本金:1,339,634千円 従業員:211名(2010/12/31現在)
http://www.paltek.co.jp/

―事業内容
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して半導体・設計ソフトの販売、受託設計サービスを提供しており、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。特に通信分野では無線・有線通信インフラから端末までの数多くの実績を有しており、この強みを活かし、スマートグリッド分野へのソリューションを強化しています。

―トータルソリューションベンダー
海外の高付加価値な半導体をベースとした設計開発のトータルソリューションベンダーとして、マスプロダクションが中心の半導体業界にあって、少量開発型半導体であるPLDを中心に成長してまいりました。全社員220人のうち30%を占める経験豊富なエンジニアが持つ確かな技術力が当社の特徴です。
※ PLD(Programmable Logic Device): 特定用途向けに設計回路をカスタマイズできる半導体

―スマートグリッド事業
半導体にとらわれず新しい事業に取り組もうと、2010年4月に社長直轄の組織でスマートグリッド推進部を設立いたしました。昨年参加した福岡スマートハウスコンソーシアムでの成果として、太陽電池が出力する電力を模擬的に発生させることができる「リアルタイム・パワーコントローラ」も開発いたしました。省エネや環境改善に対する認識の高まりとともにスマートグリッド分野への営業活動を推進し、この分野での新規仕入先の開拓に注力していきます。

―横浜スマートコミュニティ
横浜市を実証実験の場として、自然エネルギーを実生活に取り入れ、真に有効活用できる技術を確立すべく『横浜スマートコミュニティ』を発足いたしました。長年第一線でエネルギー関連機器の開発に携わってきたスマートエナジー研究所中村氏が提唱する「自然に学び、自然を活用するコミュニティを創る」というコンセプトを基本としています。横浜市内に、集合住宅や複数の住宅を建設し、実際に人が住み、電力系統のピークカット、停電対応自立運転、自然エネルギーのスムーズな導入、電気自動車の充電を行えることなどを目的とした、蓄電池のある柔軟なエネルギーシステムを導入し研究と実証実験を行います。

当社は事務局として横浜スマートコミュニティの趣旨に賛同する企業や団体を募っています。経営理念である「多様な存在との共生」を実践すべく、意欲的でスピード感あるベンチャー企業とのアライアンスを今後は重点的に進めていきたいと考えております。



【横浜スマートコミュニティ】http://ysc.paltek.co.jp/

※全文は「THE INDEPENDENTS」2011年7月号 - p16-17にてご覧いただけます