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「大切な農作物を害獣の被害から効果的に守る」

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【末松謙一 略歴】
1977年04月04日生まれ。熊本県立八代高校卒業。2000年03月 広島大学工学部卒業後、2006年4月 当社入社。2011年03月 専務取締役就任(現任)。

【株式会社末松電子製作所 概要】
設 立 :1975年2月2日
資本金 :10,000千円
所在地 :熊本県八代市川田町東34-1
事業内容:獣害(猪・狸・猿・鹿・熊)防止用電気柵、パルス発生電源装置の開発/製造/販売


■ 電気牧柵器「ゲッターシステム」
電気柵とは、動物に電気ショックを与え動物を追い払い、大切な農作物を守るシステムです。電気柵は「1.電気ショックによる痛み」「2.柵は危険だと学習させる心理柵」の2つにより、動物の慣れを防ぎ、長期的に農作物を守る効果があります。電気柵の衝撃電流は、約1秒間隔で瞬間的に電気を流すパルス出力なので、人が触れても静電気のようなショックを受けますが、間隔があいているので手を離すことができ、安全です。*熊本県工業大賞『大賞』、文部科学大臣賞

■ 環境生態調査船「スパイダー1号」
電気ショックで魚を気絶させ、浮かんできた外来魚を採補する電気ショッカー船です。目的の外来魚のみを採捕する事ができ、在来魚はしばらくすると回復して泳ぎ出します。

■ 小型パルスパワー電源
熊本大学パルスパワー科学研究所の秋山教授の御指導で、出力パルス立ち上がり時間が数十ナノ秒の小型で安価な電源装置を開発しました。大学や研究機関のバイオ・産業機器・医療分野の研究をサポートしています。

■ 発表者からのコメント
直流でもない交流でもないパルスという種類の電気出力技術をコア技術とし、農業用機械である獣害防止用電気柵事業を行ってきました。今後もこの技術に特化し、期待されるさまざまな分野への応用を目指します。

<3月13日東京開催>第3回熊本県チャレンジ企業セミナー
末松電子製作所社は3月13日(金)に新丸ビル9Fにておこなわれる「第3回熊本県チャレンジ企業セミナー」で事業プレゼンいただきます。参加申込みはコチラ