「カイコがつくる明るい未来」
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■ 桑の葉・実による機能性食品の開発
当園は桑の葉をはじめ、樹木の生産および診断・管理を行っており、炭の生産や炭の塗料等も生産しております。桑はカルシウムや鉄分などのミネラル成分を豊富に含んでいます。さらに桑の葉には糖分の吸収を抑える成分(デオキシノジリマイシン)が、また桑の実には活性酸素を抑えるポリフェノールが豊富に含まれています。これらのすばらしい機能を活かした桑の葉・実の商品作りを2005年から行っています。
■ 蚕(カイコ)の無菌周年養蚕システム
京都工芸繊維大学(松原藤好名誉教授)、熊本県産業技術センターと連携して、世界初の工場周年養蚕に取り組んでいます。温湿度の管理された無菌室で、桑葉や大豆を混ぜた人工飼料によって、毎月10万頭の蚕を育てています。年間12回転で、約2.5トンの繭(マユ)の生産に成功しています。
■ 冬虫夏草サナギタケの栽培・量産
冬虫夏草の一種であるサナギタケには、ガン細胞の増殖を抑制するコルジセピンなどの薬理成分が含まれています。中国では金(ゴールド)よりも価格が高いと言われる冬虫夏草を製品化するため、当無菌養蚕システムで飼育した無菌蚕を培地とした高品質・安定生産技術を確立し、国内外を視野に入れたマーケティングを展開していきます。
■ 発表者からのコメント
特に目指しているのは“健康と食味”。人々を癒してくれる樹木、桑を利用した健康食品、バイオテクノロジーから生まれる健康関連商品など、健康につながるものを多方面から開発しています。併せて、桑や蚕を通じて地域発展に貢献したいと思っています。
<3月13日東京開催>第3回熊本県チャレンジ企業セミナー
峯樹木園社は3月13日(金)に新丸ビル9Fにておこなわれる「第3回熊本県チャレンジ企業セミナー」で事業プレゼンいただきます。参加申込みはコチラ。