「有機栽培による魚沼産コシヒカリの六次産業化に挑戦しています」
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【大島 知美 Oshima Tomomi】
1955年2月5日生まれ。
興農館高校出身。
新潟で300年以上続く農家の跡取り息子であったが、アメリカ農業研修でスケールの違いや良質な土壌、農薬使用の少なさ等を目の当たりにして日本の農業に強い危機感を持つ。それからコメの味、安心・安全を追求する中で、独自の「有機微生物農法」を開発する。
1992年に法人設立後は、近隣農家の協力を得て「魚沼産コシヒカリ」を世界で圧倒的NO1にするため土壌改良の研究に取り組む。台湾、中国でも日本同等の品質のコメを生産する研究にも取り組んでいる。
【株式会社ごはん GOHAN Co., Ltd.】
設 立 :1991年9月2日
資本金 :25,000千円
株 主 :経営陣
所在地 :新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡己5895
事業内容:有機・特別栽培「魚沼コシヒカリ」の販売、米加工品(餅、大福・おはぎ等)の製造販売
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■中魚沼郡津南町の農産品を活用した総合プロデュース事業
当社は、自社の有機栽培米をはじめ、指導先の地域30農家からも米を仕入れ、首都圏の百貨店・高級スーパー等に販売しています。 魚沼米を活用した「やわらかもちスイーツ」の加工販売も行っています。有機栽培技術をベースに、米・大豆やあずきの生産、もちを活用したこだわりスイーツ開発、さらに有機・特別栽培魚沼コシヒカリの海外輸出に取り組んでいます。
■ 有機・特別栽培魚沼産コシヒカリ
当社製法のお米は種子を特殊液に浸し、田んぼに波動を出す石を通した水を入れることで、病害虫や有機・特別栽培による減収を食い止めることができます。水と土にこだわりを持ったこの農法を始めて16年ですが、提携農家も増えてきています。除草は、特許(第4851764号)の除草機で、害虫は、天然ミネラルを使用する事でなくなりました。全てのお米(うるち・もち)に、こだわった自社開発の有機質肥料をふんだんに使うのも当社の農法の特徴です。
■ 日本橋「魚沼 津張屋」
日本橋コレド室町2にアンテナショップ魚沼米創造店「魚沼津張屋」を2014年3月オープンしました。もち、コシヒカリを活用した和スイーツ「おはぎ、おこわ、おいなり等」を中心に魚沼産〆張もち、コシヒカリの美味しさを伝えていきます。
<発表者からのコメント>
企業理念「食は命なり。未来の子供たちのために。」の実現のために、農業とそれを支える地域社会が永続する仕組みづくりを農業者みずから実践するときに来ています。農業者ならではの強みを追求し、最高品質の素材を生産、加工・販売までこだわりぬく「農業の6次産業化」を展開中です。今後は、直営店の拡大、中国・ASEAN市場および成熟した欧米市場向けの海外進出をより戦略的に展開するため、資金調達2億円を計画しております。
【ご案内】2014年10月28日第163回事業計画発表会@新潟
ごはん社は上記日時で開催される新潟インデペンデンツクラブ(於:ジョブプレイス新潟駅南)にて事業計画を発表いただきます。【参加申込はこちら】よりお受けいたします。
【特別インタビュー】「フードバレーとかち」が考える農業の成長戦略(米沢則寿)