<株式上場を果たして>

2025年6月26日、株式会社デージーネットは、TOKYO PRO Marketに新規上場いたしました。
名古屋インデペンデンツ(2025年7月25日)にて、上場表彰を行い、特別講演として恒川氏にご登壇いただきました。
株式会社デージーネット上場表彰記念撮影

■ 最短上場で次のステージへ

 当社は、1999年の創業以来、オープンソースソフトウェア(OSS)を活用したシステム構築や運用支援、コンサルティングを通じて、企業・大学・自治体など多様な顧客に安心と利便性を提供してきました。2025年6月には、東京証券取引所プロマーケット(TPM:証券コード371A)に上場し、社会的信頼と資金調達力を獲得することで、さらなる成長の基盤を築いています。上場にあたっては、2023年夏にJ-Adviserの選定を行い、秋に正式決定。ISMS認証のために整備した内部監査体制を拡張し、すべて自社開発で構築された社内システムを活かして、会計制度の変更も迅速に実施。約1年半という最短期間での上場を達成しました。

■ OSS専門性の訴求と信頼獲得

 上場の目的は多岐にわたります。営業・マーケティング面では、OSS専門企業としての立ち位置をアピールし、経験の浅い他社エンジニアとの差別化を図るとともに、技術サービスの委託先としての信頼性を高める狙いがあります。さらに、社員に対しては専門家としての自覚を促し、より質の高いサービス提供につなげるとともに、採用活動においても優秀な人材の確保を目指しています。
株式会社デージーネット オープンソースソフトウェア

■ 150の知見で、未来を設計する

 今後も、150種類以上のOSSを扱う技術力と、日本語化・マニュアル整備、迅速なサポート体制を武器に、仮想化、IoT、AIといった新たな領域へも事業を拡大し、OSSの普及を通じて社会に貢献してまいります。
株式会社デージーネット OSSの活用促進



【株式会社デージーネット】
設 立:1999年4月
所在地:愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金:40,000千円
事業内容:オープンソースソフトウェアを活用したシステムの設計構築及び運用保守

 

【代表者略歴】
株式会社デージーネット
代表取締役 
恒川 裕康 氏 Tsunekawa Hiroyasu

 
1989年、名古屋大学理学部を卒業し、大手電機メーカーに入社。当初は、UNIXの研究開発活動に従事していたが、1995年からはネットワークやインターネットサーバの構築業務を担当する。
その中で次第に、メーカーであるが故に「製品ありき」での提案しかできないことや、構築後の運用管理が満足に提供できないことに疑問を感じ始め、1999年に独立。デージーネットを設立した。
 
※「THE INDEPENDENTS」2025年9月号 - P.11より