<株式上場を果たして>

2025年5月23日、株式会社NEXT STAGEは、TOKYO PRO Marketに新規上場いたしました。
大阪インデペンデンツ(2025年7月18日)にて、上場表彰を行い、特別講演として小村氏にご登壇いただきました。
株式会社NEXT STAGE 上場表彰 記念写真

■ 地域の“つくる”を支える、建築×ITの挑戦

 当社は、「建築技術×IT」で地域の“つくる”を支えることを使命に、2006年の設立以来、住宅業界における製造課題の解決に取り組んでまいりました。2025年5月23日には東京証券取引所プロマーケット(TPM:359A)に上場し、社会的信頼と資金調達力を得ることで、さらなる成長への基盤を築いていきます。

■ 施工データで品質を可視化

 住宅業界は現在23兆円規模でありながら、消費者トラブルが多発し、職人の高齢化による製造力の低下など、構造的な課題を抱えています。当社は、こうした課題に対し、施工データの可視化とアナリティクスを通じて、製造品質の安定と生産性の向上を支援する住宅製造ソリューションを提供しています。技術マニュアルの作成、施工品質評価、組織力分析、学習支援まで一貫して支援する体制を構築。これにより取引企業のリピート率は高く、ユニットエコノミクスは業界平均の3〜5倍を大きく上回る12.74倍を達成しています。NEXT STAGE社のサービス
NEXT STAGE社のこれまでの売り上げ成長

■ 建築業界の構造を変える

 今後はAIを活用したデータ解析により、現場判断やプロセス改善におけるナビゲーション機能の実装を進め、金融・保険・人材関連企業との連携を通じて新たなビジネスモデルを創出していきます。また、2026年にはリフォーム施工ナビアプリ「Reppli」の提供も予定しており、建築業界全体のデジタル化と持続可能な発展に貢献してまいります。今後も当社は、住環境に新たな価値を創造する企業として、技術・データ・人の力を結集し、業界構造の変革に挑み続けます。




【株式会社NEXT STAGE】
設 立:2006年8月
所在地:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番43号 あべのハルカス33F
資本金:209,260千円(2025年8月1日現在)
事業内容:住宅製造ソリューション事業
     ・ヒンシツ監査サービス
     ・データ&アナリティクスサービス
     ・学習環境プラットフォームサービス

株式会社NEXT STAGE 代表取締役社長 小村 直克 氏

 

【代表者略歴】

株式会社NEXT STAGE
代表取締役社長 
小村 直克 氏 Omura Naokatsu

 
2006年、株式会社 NEXT STAGEを設立。
消費者トラブルが年々増加していく中、いち早く品質検査事業を業界でスタートさせ、2013年には、業界屈指の施工品質ナレッジマネジメント体系を創出し、業界を先駆けて「GenKan-NS」アプリをリリース。 
2019年、住宅業界に特化した新しい学習プラットフォーム『ACRO5』をリリースし、2021年には、これまで15年間蓄積してきたテクニカルビックデータと施工品質管理の仕組みを SaaS 型ヒンシツクラウド『QualIZ』に踏襲しローンチ。
誰もが踏み入れることのできなかったデータアナリティクス事業の拡大から、2025年5月に東京証券取引所に上場。
 
※「THE INDEPENDENTS」2025年9月号 - P.10より