eスポーツ事業で地方創生と教育に貢献していく総合プラットフォーム企業
株式会社TechnoBlood eSports 代表取締役社長 森島 健文 氏
■ 総合プラットフォーム企業当社は、㈱テクノブラッド(本社:台東区、代表取締役会長兼CEO 柳 日栄)の「eスポーツ事業」「コンテンツ流通事業」「セキュリティ事業」を2021年4月に新設分社され設立されました。韓国eスポーツ協会会長のキムヨンマ氏をアドバイザーに迎え、大会の企画運営や施設開業支援を手がける総合プラットフォーム企業です。 ■ コンテンツ流通事業全国1,500店舗以上のインターネットカフェに対してオンラインゲーム提供事業しています。 ■ セキュリティ事業韓国INCA Internet社と提携したゲームセキュリティ事業で、チート対策ツールを日本で独占販売しています。また最近では、Tencent Cloudと提携し、ゲーム開発向けソリューションの展開も開始しました。 ■ eスポーツ事業① 配信者向けライブマーケティング事業。2023年7月から展開する「STREAMPOT」は、配信画面上に広告を表示できるプラットフォームです。サービス開始から1年で1,500人以上の配信者が登録しており、大手ゲームメーカーなどをクライアントとして獲得しています。 ② ゲームを活用した教育事業。京王電鉄と資本業務提携し、「KEIO eSPORTS LAB.」でマインクラフトを使用したプログラミング教育や、不登校児童向けフリースクール「STAGE」を運営しています。AIアダプティブラーニング教材やeスポーツコーチによる指導を実施しており、今後はオンライン展開も計画しています。 ③ 地方自治体や企業と連携したeスポーツイベントを展開しています。群馬県での大会運営、JR東日本との池袋駅eスポーツ施設開発、アナウンサー事務所「セントフォース」とのゲーム部立ち上げなど、多様な協業を進めています。 ■ 今後の展開現在、日本のeスポーツ施設は200~300店舗ですが、韓国の10,000店舗以上と比較すると成長余地は大きく、2028年12月期には売上高約23億円を達成する見込みです。 今後もエンターテインメントと教育を軸に、日本のeスポーツの裾野拡大を目指していきます。 |
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コメンテーターより・・・ |
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市場成長の可能性の高いeSportsに関し、貴社は、独自のイベント実施ノウハウを有していると考えられます。eSportsは、多くの人々の目を引くエンターテイメント分野であることから、このようなノウハウの社内保護を検討しつつ、また、特にコンテンツ関連の権利処理等についても引き続きご留意いただければと思います。貴社主導のeSportsイベントが盛り上がっていくことを期待しています! 弁護士法人 内田・鮫島法律事務所 弁護士 藤枝 典明 氏 |