天然繊維と天然染料を活用し、環境負荷の低減を実現する
株式会社サーキュライフ 代表取締役 川原 剛
私達の独自技術である「Circular dye」の特徴は、「染色時の加熱が不必要であること」と「染色時間が短いこと」です。非加熱染色によって、従来の染料に比べ光熱費を約50%削減可能な他、一度の染色で濃く染まる為、水の使用量を約30%削減できます。また、染色後の耐久性の高さや染色排水の環境負荷の低さなども、一般的な染料との大きな差別化ポイントです。これらの特徴により、製造コスト削減と環境保全を両立した製品生産が実現します。また、私達のもう一つの柱である「木糸」も、約50%の原料を日本の資源から生産でき、環境負荷の大きな低減に繋がります。 |
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今後はBtoB・BtoC共に事業を展開していき、世界中の人々の生活に「木糸」と「Circular dye」を提案していきます。 |
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コメンテーターより・・・ |
近年、アパレル業界における「大量生産・大量廃棄」はその環境負荷が高く解決しなければならない大きな社会課題のひとつとなっています。 当社の開発した天然素材を原料とした染色助液は加工時におけるエネルギー、水資源を著しく軽減するものであり、画期的製品としてその普及が期待されます。「堅牢度」を上げなければならないなどの課題も近く解決できるとの事で、早期の量産化を果たし日本発の素材開発型ベンチャーとして世界で活躍できる可能性を感じます。 株式会社AGSコンサルティング 顧問 小原 靖明 氏 |
※「The INDEPENDENTS」2024年7月号 - P.12 掲載