環境教育コンテンツの開発・提供により、博士人材が活躍できる未来を作る

合同会社エゾリンク 代表 安東 義乃

私たちの会社は、代表の安東(理学博士・京都大学)と 風張、寺田、權、井上(いずれも環境科学博士・北海道大学)の5人が、ポスドクのセカンドキャリアを実現するためにスタートしました。全社員が博士号取得者のチームであり、高度な専門性を生かした高品質なエコサイエンスコンテンツの開発・提供を主に行うことで、大学のリソースを活用した社会還元の実践化とSDGs達成に寄与するグリーン人材の育成を行っています。現在の日本では、博士号の取得後、研究職ポストが足りないことから、不安定な任期付き研究員として力を持て余すポスドクが深刻な問題となっています。しかし、大学リソースの価値をよく知る博士人材は、産学や官学連携の実践化に大きく貢献できるはずです。私たちは一般企業や自治体などへ環境教育や地域活性化のコンテンツ、科学的監修の提供を通して、持続可能な社会の実現、さらにはポスドクの明確なキャリアパス創出を目指しています。

 

エゾリンク メンバー


※「The INDEPENDENTS」2024年6月号 - P.6 掲載