触感センサーを用いた、労働者DXを目指す
ロボセンサー技研株式会社 代表取締役 大村 昌良
当社は、開発している触感センサーの販売、それらを用いた事業を行っています。 自動車産業のロボット化がなかなか進んでいない現状があります。これから進んでいく労働人口の減少だけでなく、労働者の身体的負担軽減のためにもロボット化を進めていく必要があります。 私たちの触感センサーは、手袋に小さなワイヤー状のセンサーを取り付け計測を行うため、軽量かつ取り付けやすい製品となっており作業の負担や工程の変更を行う必要がありません。工場側の要望である長時間の労働データを収集したいという要望にも答えられるバッテリーをSEIKOさんに依頼し長時間の労働データ収集を実現しました。ワイヤーセンサーに特殊な構造を組み込んでいることで、ノイズを除去することができ正確な触感センサーを完成させました。 現在、2年間のPOCを終了しており複数社との量産生産を開始するところまで来ています。まず国内で実績を作り、国外へ進出していこうと考えています。 |
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触感センサー手袋とウォッチ型無線通信アンプ |
※「The INDEPENDENTS」2024年2月号 - P.10 掲載