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「世界に勝てるエッジAIプロセッサ「AiOnIC(アイオニック)」」

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【高田周一 氏 略歴】
生年月日:1964年10月27日
出身高校:大阪府立阪南高校
長岡技術科学大学大学院修了。1989年松下電器(現Panasonic㈱)入社、R&D部門、半導体戦略センターを経て、2011年ArchiTek㈱ を設立し、代表取締役に就任。


【ArchiTek(株)】
設 立:2011年9月29日
資本金:17,700千円
株 主:経営陣、VC(未来創生ファンド他)
所在地:大阪市西区北堀江1丁目1番29号 (支店 東京都千代田区)
事業内容:エッジAIプロセッサ「AiOnIc®」開発
売上高:241,000千円(2021年12月予)
従業員数:16名

世界に勝てるエッジAIプロセッサ「AiOnIC(アイオニック)」

■世界レベルの精度と速度を実現するエッジAIプロセッサ

 センサーの個数・種類が急増していますがサーバー処理では追い付かず、チップ側のエッジ処理が必要となっています。当社は独自アーキテクチャaIPE(ArchiTek Intelligence® Pixel Engine)による世界レベルの画像精度・速度と低コスト(チップ単価が安い・消費電力が少ない)の両立を実現しています。  競合先のNvidiaに代表されるGPUは消費電力とコストが課題に、特定用途のLSIはアプリケーション固定に対し、当社は仮想エンジンと呼ばれるハードウェアの仕組みで課題を克服しています。特許はAI・画像処理技術に関する6件保有しています。



■ライセンス提供からライブラリー提供を目指す

現在は、独自LSIを開発すると同時に、半導体ベンダー向けにIPコアをライセンス提供しています。エンドマーケットは物流ロボット、ドローンシステム、家電、介護、自動運転、スマートシティ向けに広げるためパートナーを募集中です。同時に一般企業向けに、画像認識、AI Deep Learning、 AR/VR機能を提供していきます。さらにシステムインテグレータ向けにソフトウエアライブラリー、開発環境やツールキット群を提供するLSI開発プラットフォーマーを目指しています。

■2022年からの量産体制に向けた資本政策

元パナソニックのエンジニア3名で2011年創業以来、エンジニアリング事業を行う一方で、NEDOの支援でチップ開発、2020年には試作LSI「beppu」を搭載した「AiOnIc®カメラキット」を用いた実証実験を行いました。資金調達はシリーズA、シリーズBで約10億円をVCから調達しました。今夏にはLSI量産に入るため、シリーズCで10億円、シリーズDで30億円を調達する計画です。

※2022年4月号掲載時点での情報です

【事業計画発表企業 募集中】

事業計画発表会は、上場を志向する起業家が「資金調達」「提携先獲得」「人材募集」などを目的に、ビジネスプランや事業モデルについてプレゼンテーションをおこない、これを支援するサポーター(VC、金融機関、上場会社、監査法人、コンサル等)と意見交換・交流を図るイベントです。1997年10月に始まり、これまで開催数479回・累計発表企業数1,255社・株式上場数27社を数えます。(2022年2月末時点)

登壇を希望するベンチャー企業は以下フォーム、またはお問い合わせ先よりご連絡ください。

◎◎事業計画発表会 プレゼン申込フォーム◎◎

https://bit.ly/2PsL3XB

【お問い合わせ先】

株式会社Kips イベント事務局(インデペンデンツクラブ事務局)
Tel:03-3980-2945/Email:club@independents.jp