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「顔認証で、ホテルのスマート利用から地域観光まですべてをカバー」

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【高志保 博孝 氏 略歴】
生年月日:1976年5月28日
出身高校:奈良高校
大阪大学大学院卒業後、リーマン・ブラザーズ入社し、金利デリバティブトレーダーに従事。その後、外資系証券会社を経て、2018年当社設立、代表取締役に就任。


【(株)スマートホテルソリューションズ】
【設 立】2018年1月22日
【所在地】東京都千代田区大手町1-6-1
【資本金】49,999千円(株主:経営陣、エンジェル投資家、VC)
【役 員】(代)高志保博孝、会田晋介、宗吉敏彦、鶴保征城、三島健
【事業内容】宿泊AIソリューション・地域観光AIソリューションの開発提供
【売上高】89,661千円(2020年12月期)*宿泊事業として
【従業員】25名


顔認証で、ホテルのスマート利用から地域観光まですべてをカバー

■AIソリューション(PMS)を自社開発

「顔認証システム(Tourist ID Support)」を使い、オートチェックイン/チェクアウト機能、スマートキー機能、スマート会計機能までipadで実現した、完全非対面・非接触を前提としたホテル管理・運営「顔パスAIソリューション(PMS:スマートホテルマネージャー)」を自社で開発、販売しています。これまで自社運営ホステル(bnb+)で培った宿泊施設の運営ノウハウ、当社でもホステルを16店舗、運営しており、システム化の勘所を抑えているのが強みです。北海道のカミシホロホテルホテルや石川県の白山苑でご利用いただいており、コストを押さえつつ、顧客満足度が図れるソリューションになっています。

新規事業として「地域観光AIソリューション事業」を2020年から立ち上げました。ホテルチェックイン時の顔認証で、交通機関の利用、近隣観光施設の入退場、地域飲食店との連携アプリを介した「予約から決済」」までがワンストップで行えるサービスです。「白山市白峰地区」で、実証実験を行い、得られたデータ分析を金沢工業大学と分析、白山市と地域観光へ役立てるよう取り組んでいます。

収益モデルは初期費用5千円~、月額費用4.8円(1トランザクション)です。エンジニアはオフショア開発で内製化をしています。今年の6月にホテルのシェア8%を持っている北菱電興グループと資本業務提携を皮切りに、地域観光のAIソリューション化を図っており、来年は、他地域での展開も順次受注している。





※2022年1月号掲載時点での情報です