「阪大学生ベンチャー「弾ける音楽プレーヤー『ParoTone』」」
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【三田 真志郎 氏 略歴】
生年月日:1991年11月16日
出身高校:広島大学附属高校
2018年より、大阪大学大学院生命機能研究科博士後期課程に在籍中。2020年eMotto(株)代表取締役に就任。日本学術振興会特別研究員(2019-20年)。
【eMotto(株)】
【設 立】2019年9月25日
【所在地】大阪府大阪市北区梅田1-2-2-200 大阪駅前第2ビル2階1-1-1
【資本金】2,500千円
【株 主】経営陣
【役 員】(代)三田真志郎、佐藤那由多
【事業内容】楽譜共有プラットフォーム及び電子楽器の開発提供
【売上高】0千円(2021年3月期)
【従業員】0名
阪大学生ベンチャー「弾ける音楽プレーヤー『ParoTone』」
■楽譜が読めなくても気軽に音楽を奏でられる
誰でも気軽に音楽を奏でて、シェアできる世界を創るという目標を掲げ、ゲーム感覚で演奏できる新型電子楽器「ParoTone(パロトーン)」を開発しました。現在PCT特許を出願中です。開発のきっかけは、子供や大人がピアノを習いはじめたものの、いつまでたっても楽譜が読めないことや、指使いの難しさからモチベーションが続かず途中で挫折してしまった人が多くいることに気付いたからです。「ParoTone」は手のひらサイズの電子楽器です。難しさを感じさせる譜読みはソフトウェアで、指使いはハードウェアで解決しました。ハードウェアをスマホに接続し、スマホ画面を上から下へと流れる5列3色に色分けされた楽譜レーンを見ながら、5本の指に対応した「ParoTone」のボタンをタイミングよく押すことで、出したい音が出せるしくみです。
■楽譜コンテンツを共有し、教えあって上達する楽しさを体感
「ParoTone」の特徴は、自分が弾いた曲が、他人にとって読めるコンテンツ(楽譜)になることです。ユーザーは弾きたいコンテンツを練習し、やがて実力がつくと、自分の演奏風景をTikTok、LINE、YouTube、Twitter、SNSなどのコミュニティに投稿し、上達ぶりをコミュニティの人たちに披露します。コミュニティの人からの承認を受け、自分の演奏に自信がつき、また別の曲を練習する、というグッドサイクルが回っていきます。当社が提供する価値は、楽譜コンテンツを共有し、互いに教えあって上達するという新しいUGC(User Generated Content)*注1 プラットフォームであり、これは楽器の演奏をIoT化するだけではできない、「ParoTone」が創る新しい文化体験の形です。
■アクティブユーザー数1万人を目指す
今後の計画は、「ParoTone」がマーケットに認知されたと言える目安として「アクティブユーザー数1万人」を達成し、ストリート演奏やSNSを使った口コミで認知度を上げていきます。ビジネスモデルは、SaaS plus a box型モデル*注2で、楽譜コンテンツ見放題のサブスクリプションプランを提供します。スマホさえあれば「ParoTone」演奏はできますが、より本格的な演奏をするためのハードウェア端末を、製造、販売していく計画です。
注1:UGCとは、一般ユーザーによって製作・生成されたコンテンツ
注2:SaaS Plus a Box型とは、ハードウェアと継続課金の両方を販売するモデル
※2021年11月号掲載時点での情報です